花粉と洗車
ようやくスギ花粉の飛散はピークを過ぎました。
この時期は洗車してもまたすぐに花粉で汚れてしまうため、ついつい洗車を先延ばしにしてしまうという方もいらっしゃると思います。しかし、花粉の時期は特にこまめな洗車が必要といわれます。それは花粉の成分に理由があります。
花粉は乾いている状態であれは粉が乗っているだけなのですが、湿気や雨などの水分と合わさると、花粉の殻が割れて、中からペクチンという粘着力の高い成分が溶け出します。これが塗装に吸着することで、より落としにくくなってしまうのです。放置するとシミになったり、成分が酸化することで、塗装のくすみや腐食にもつながります。
車に花粉が付着した場合は、なるべく早く高洗浄機で洗い流しましょう。ホースの水で洗うよりも効率がよく、細かい部分の花粉も除去できるためおすすめです。花粉に含まれるペクチンは油分も含み、水だけでは十分に落としきれないため、弱アルカリ性のカーシャンプーを泡立てて使用するのがおすすめです。また、ペクチンは60℃から80℃のお湯で分解されるため、お湯を使うのも効果的です。熱湯をかけてしまうとボディや部品を痛めてしまうため、50℃程度から始めて、汚れが落ちない場合は徐々に温度を上げてみましょう。
いきなり洗車機にかけると、汚れ具合によってはボディに傷がついてしまう事があります。花粉がこびりついた車は、洗車機に入れる前に、高圧洗浄機やホースの水で洗い流しをして、洗車のコースはペクチンの油分を除去できるようシャンプーを含むものを選んでください。
洗車後、水分が残っていると花粉の再付着につながりますので、拭き上げは徹底して行いましょう。
花粉汚れを防ぐためには、ガラス系コーティングを施工することもおすすめです。花粉汚れが付着しにくくなり、また付着した花粉も洗車で落としやすくなります。
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