黒茶屋に春を見つけに
茅葺の門、水車、300年を刻む庄屋づくりの建物。黒茶屋( あきる野市小中野、042‐596‐0129)は、秋川の流れを臨みながら山や川の恵みを使った季節感あふれる会席料理が楽しめる。
料理はコースで提供され、それぞれメインディッシュの肉料理の内容によって4種類。先付から甘味まで10品ほどの料理が出る。
鶏肉をメインとしたのが「あやめ」(8800円税込)。先付は名物の勾玉(まがたま)豆富、目にも鮮やかな料理が篭に盛られた前菜、上品な椀物、紅鱒ごま醤油和えなどの向付と運ばれ、メインとなる焼物は、若鶏炭火焼と山女魚塩焼き、または若鶏朴葉焼と山女魚唐揚げを選ぶ。揚物、止肴と続き、食事は蓬よもぎうどん。れもんゼリー寄せの水物、おやきの甘味で締めくくる。
食後は敷地内を散策するもの楽しい。
営業時間=午前11時〜15時(受付)、17時〜19時(受付)、21時閉店。平日の夜は1営業日前までの予約制になる。