カタクリ見頃20万株が群生
さやま花多来里の郷
瑞穂町の「さやま花多来里の郷」(瑞穂町駒形富士山)のカタクリが3月18日、開花した。同園には20万株が群生し、見頃になっている。
同園事務所によると、3月4日に「つぼみ第1号」を確認。その後、次々とつぼみが出始め、昨年より幾分遅れて開花した。
ピーク時には、紫の花が約3000平方mの斜面一面を埋め尽くす。数万株に1株といわれる幻の白いカタクリの花も現れ、訪れた人たちを楽しませている。
カタクリは根付いてから花を咲かせるまでに8年もの歳月がかかる。「春の妖精」の異名を持つ花。同園は都内では珍しいカタクリの群生地となっている。歌手の北山たけしさんが「かたくり大使」を務めたことでも知られる。
開園時間は9時〜17時。入園無料。