青梅法人会三部会合同事業 日本航空学園の吹奏楽・ダンス・書道が共演

「ウィングダンスカンパニー」のパフォーマンス
公益社団法人青梅法人会が主催する「三部会(源泉部会、女性部会、青年部会)合同事業〜アカデミーフェスティバルライブパフォーマンス〜」が10月19日、93年の歴史を持つ日本最大最古の学校法人・日本航空学園青梅キャンパスで開催される。「Wing Dance Company(ダンス部)」、「Wind Orchestra Company(吹奏楽部)」、「書道部」の3団体がライブパフォーマンスを展開する。
同法人会が地域社会貢献事業として行う同イベント。今回は2024年1月の能登半島地震で青梅市への移転を余儀なくされる中、西多摩地域とのかかわりを積極的に進める同学園生徒によるライブパフォーマンスを地域の人に観てもらおうと企画した。
「書道部」は「書道を通して自分たちの抱える問題や能登の今について知ってほしい」と願い、大きな紙に音楽・踊りなどを合わせながら書いていく「書道パフォーマンス」に取り組む。
書道パフォーマンスは4月の交通安全運動では青梅警察署の出動式でも披露され、式を盛り上げた。8月30日・31日に放送された日本テレビの「24時間テレビ48‐愛は地球を救う‐」では「俳優・仲間由紀恵×『能登復興への想おもい』書道パフォーマンス」を行い、全国に希望を届けた。
ダンス部も昨年の同24時間テレビで、番組「世界の果てまでイッテQ」のダンス部のタレントたちと共演。能登の人たちに勇気を送った。青梅市の依頼によりボートレース多摩川でパフォーマンスを披露するなど地元のイベントでも引っ張りだことなり、交流を深めている。
バレエ、ジャズダンス、シアターダンス、ヒップポップ、Kポップ、ミュージカルなどジャンルの枠を越えて演目は高い評価を受けている。
吹奏楽部は昨年度、今年度と2年連続で石川県吹奏楽コンクール高校B部門の県1位に輝き、北陸大会に出場。西多摩地域の吹奏楽団や合唱団と共演を重ね、希望の演奏を届けている。全日本吹奏楽コンクール常連校の羽村市立羽村一中を指導してきた赤坂光さんを音楽監督として迎え、更なる飛躍を目指す。
同源泉部会は「青梅法人会はよき経営者を目指す者の団体で2700社が参加している。会員をはじめ市民を対象に定期的に開く講座、公演はさまざまな分野で活躍する皆さんに出演していただき、交流の輪を広げている。当日は感動のパフォーマンスを観賞できるので、多くの皆さんに足を運んでいただきたい」と話す。
上演時間は13時30分〜14時50分。入場無料。定員は500人。申込は専用フォームから。
同事業は18日・19日に同学園で開催されている「ACADEMYFESTIVAL(航空祭)」の中で行われ、駐車場に限りがある。河辺駅南口からシャトルバスを運行する。