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西多摩 Style Crew 1万人が来場 日本航空学園祭

この紙面は「西多摩 Style Crew 実行委員会」主催、「日本航空学園 日本航空大学校」協力の事業として、学生記者がCSV(共有価値の創造)をテーマに記事をお届けします。
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1万人が来場 日本航空学園祭
青梅法人会主催の「ライブパフォーマンス」も大好評

学生たちの元気が能登へと届く

学生たちの元気が能登へと届く

日本航空学園(青梅市長淵)の 学園祭「ACADEMY FESTIVAL 2025」が10月18日・19日に行われ、1万人の来場者でにぎわった。能登半島地震の影響で移転し、青梅市で学園祭を行うのは今年で2回目。航空学園らしくヘリコプターの搭乗体験やパラモーターの展示、CA体験、ドローン操縦などが行われた。

西多摩を遊覧するヘリコプターの搭乗体験は、貴重な体験とあって朝早くから順番待ちで並ぶ来場者も多く見られた。

自衛隊主催のDEET(30キロのリュックを担ぎ障害物を超えたりほふく前進などのタイムを競う競技)や、警察官・消防士による特殊車両の乗車体験も実施された。

学生が運営する模擬店の他にも、地元青梅の飲食店やギフトショップ、輪島と能登の特産品を販売する輪島朝市などが開催され、大いに盛り上がった。

今回の学園祭では、(公社)青梅法人会が主催、日本航空学園青梅キャンパス、西東京農業協同組合、青梅・西武・多摩の各信用金庫が協力、青梅市が後援し、書道部・吹奏楽部・ダンス部が「ライブパフォーマンス」を実施した。

ダンス部のパフォーマンスには元劇団四季、元宝塚歌劇団、俳優、ディズニー歌手と言ったプロの演者が招待され、学生らと共に同じステージにたった。

同法人会の関係者は「青梅法人会は経営者の集まりで社会貢献のためにいろいろな活動をしている。今回は日本航空学園が地震の避難で青梅に来ているため、公益社団法人として支援をし、避難してきている学生に元気になってもらい、その姿を能登の方々に届けられれば」と話した。

パフォーマンスを見た来場者は「全体的にとてもよかった。中でもダンス部のミュージカルはプロのようで見ていて楽しかった。学生が青梅になじんでここから巣立っていくことは嬉しい」と話した。

この行事を通してより一層、青梅市と同学園のつながりが深まった。学園祭を主催する学友会の森幸佑会長は「青梅の方々には日頃から温かい支援やご理解をいただき感謝している。これからも青梅市の一員としてボランティアなどを通して力になっていきたい」と話した。日本航空高校石川の浅川正人校長は「青梅の方々にもたくさん来ていただき感謝している。これからも青梅の方に愛着を持っていただき、地域に根付いていきたい」と話した。

このほかすべての学生が「温かく迎えてくれて、青梅の方々には感謝している」と話していた。


取材を終えて

「他の学校とは違い日本航空学園の学園祭は地元のキッチンカーが来たり、青梅の警察や消防の方が来たりと、地元の方々の協力がないと実施できなかったことが多くあり、非常に応援されていることを実感した。 初めは慣れない地域で一からやり直すことは不安だったが、今回来場した地元の方の声を聴いて、歓迎されていて安心した。同時に何か恩返しができる行動がないか考えるようになった。 地元の方々と学校が協力して何かをやり遂げることはお互いに良い影響を与えあうと感じた。加えて、このつながりは将来の航空業界や青梅市の未来の役に立つのではないかと考えた」(髙橋郁史)

コラム執筆者

西多摩 Style Crew

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