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新春を迎え秘仏開帳【街プレ倶楽部 西多摩歳時記】

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新春を迎えて西多摩及び周辺の古刹で、例年、秘仏公開が行われる。いずれも年間の数少ない拝観のチャンスである。
●塩船観音寺本尊 十一面千手観音像(青梅市塩船)
茅葺き屋根が美しい国指定重要文化財の塩船観音寺本堂(観音堂)は室町時代の建物。そこに安置されている本尊十一面千手観音像が、1月1日(午前0時)~3日は元旦祭初護摩供法要で、1月16日は初観音縁日で開帳される。鎌倉時代の仏像で都指定有形文化財。
なお、本堂内には鎌倉時代作の二十八部衆が安置されている(常時公開)。都指定有形文化財。京都三十三間堂に次ぐ立派なものといわれる。

塩船観音寺

●即清寺本尊 不空羂索大忿怒明王(青梅市柚木町)
本堂に安置されている本尊不空羂索明王が1月1~7日に開帳される。寺伝では平安時代初めに、智証大師円珍が奥の丘に本尊不空羂索明王を刻んで草堂を結んだのが即清寺の起源とされる。智証大師は弘法大師の甥にあたる。不空羂索明王という仏像は他では聞かないもの。即清寺は源頼朝が畠山重忠に命じて現在地に伽藍を造営した。寺の名は重忠の戒名に由来する。なお、本堂内には即清寺の名の起源となった畠山重忠の位牌の他、源頼朝と北条氏照の位牌も安置されている。

即清寺

●大日堂 大日如来坐像、他(昭島市拝島町)
大日堂の3体の仏像(大日如来坐像、釈迦如来坐像、阿弥陀如来坐像)が1月1~3日に開帳される。大日堂は平安時代の創建。拝島という地名の発祥に関係するお堂。戦国時代に北条氏照家臣の石川土佐守一族が再建。現在の建物は江戸時代のもの。豪華絢爛な厨子に3体の仏像が納めらている。大日如来坐像と釈迦如来坐像は藤原時代、阿弥陀如来坐像は元禄時代の作とされる。いずれも都指定有形文化財。
なお、仁王門の金剛力士立像も鎌倉時代のもので、都指定有形文化財。

大日堂

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