福祉への理解深める体験も
羽村市「第35回ふれあい福祉まつり」にぎわう
羽村市の「第35回ふれあい福祉まつり」が10月15日、「出会い、ふれあい みんなの笑顔」をテーマに同市福祉センター(栄町)で4年ぶりに開かれ、多くの家族連れなどでにぎわった。主催は同まつり実行委員会(市川二三男委員長)。同市が後援し、同市町内会連合会などが協賛した。
開会式で市川委員長は「社会福祉協議会の関係者一同が一丸となって祭りを盛り上げるために準備をしてきた。羽村市の社協らしい福祉まつりを楽しんでほしい。テーマのように笑顔の絶えない毎日を過ごしましょう」と呼びかけた。
まつりは市民の交流やボランティアグループ・福祉団体の活動紹介の場となるもので、福祉への理解と関心を深め、市民の支え合いの中で地域共生社会の実現を目指そうというもの。
当日は、じゃがバター、綿菓子、焼きそば、ポップコーン、たいやきなどの模擬店が出店。羽村産の農産物の販売やミニバザーなどでにぎわった。
ボランティア体験では、車椅子体験、アイマスク体験、点字文章づくり、手話、高齢者疑似体験などが行われ、様々な立場の人たちへの理解を深めた。
ステージでは、ハッピィポケットのマジック、StudioACESのダンス、羽村グリークラブやはむら女性コーラスの合唱などが披露され、盛んな拍手を受けていた。
終了時には各ブースの売上が集められ、同まつり実行委員会から同市社会福祉協議会に贈呈された。