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首都直下など西多摩襲う大きな地震

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首都直下など西多摩襲う大きな地震

将来的に西多摩地域を襲う大きな地震は何か。東京都防災会議地震部会の資料によると、都心南部直下地震のほか、「首都直下型」の多摩東部直下地震と立川断層帯地震、「海溝型」の大正関東地震と南海トラフ巨大地震がある。

このうち都心南部直下地震と多摩東部直下地震はフィリピン海プレート内で起きる「首都直下型」で、今後30年以内の発生確率が70%とされる。多摩東部直下地震の予測ではマグニチュード7.3を想定。世田谷と荒川、板橋の3区のごく一部と日野市のJR中央線沿線の一部で震度7になる。西多摩は福生市、青梅市などの一部で6強、そのほかの平地は6弱、山間地は5強。 多摩地域に最も大きな影響を与えるが立川断層帯地震。想定はマグニチュード7.4。武蔵村山、昭島、福生、青梅、立川の各市などの一部が震度7に見舞われる。西多摩は福生市、瑞穂町、青梅市東側の一部が7で、この地域に羽村市全域、あきる野市と日の出町の東部を含めた地域が6強。そのほかの平地は6弱、山間地は5強か5弱。

相模トラフ沿いを震源域とする大正関東地震は、関東大震災(1923年)をモデルに想定したもの。想定はマグニチュード8クラス。震度6強の地域があるのは大田区や江東区、町田市など。西多摩は福生市と青梅市東側の一部が6弱。そのほかの平地は5強、山間地は5弱。

同じ海溝型地震の南海トラフ巨大地震では、都内のほとんどの地域が5強以下となっている。

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