パルス刺激療法のたてばやし鍼灸院開院

あきる野市秋川　パルス刺激療法のたてばやし鍼灸院開院

患者から院長に　丁寧な治療と良心的な施術費

秋川駅北口に２月５日、たてばやし鍼灸院（あきる野市秋川１）が開院した。パルス刺激療法で、座骨神経痛や腰痛、膝関節症など体の不調を改善させる。問診を含め１時間の丁寧な治療と良心的な施術費で患者に向き合う鍼灸院だ。

ハリに低周波の電気を通し、筋肉を収縮させるパルス（電気）治療を行う。一定のリズムと強度で刺激を与えることが出来るため、効果にばらつきがなく、高く安定した効果が得られると言われ、即効性も特徴の一つだ。

院長の舘林さん

地元出身の院長の舘林周平さん（25）は、あきる野西中学校で陸上競技に打ち込んだが、肉離れなどの怪我に悩まされた。スポーツ推薦で高校進学後は１年生で都大会の走り幅跳びで３ 位に輝いた。矢先、難病の潰瘍性大腸炎を発症。高校を自主退学した。

怪我を治し、大腸炎の症状を和らげてくれたのが、昨年12月まで同所で開業していた太田ハリ灸治療院の太田康照院長。いつしか鍼灸師を志していた。通信制の高校を卒業後、３年間、鍼灸専門学校に通い、国家試験に合格。鍼灸師の道を歩んでいた舘林さんに太田院長から閉院する知らせがあった。「故郷の皆さんに恩返しがしたい」と後を受け開業することになった。

舘林さんは「一人一人にあった治療を心掛けたい。鍼灸は疾病や症状に適したツボを刺激して免疫力を高め、治療するもの。ＷＨＯ（世界保健機関）からも効果が認められている。地域の皆さんの健康な身体づくりのサポートをしたい」と話す。

太田院長は「まじめで勉強熱心。患者のために一生懸命頑張れる先生です」とエールを送る。

問診を含め１時間の丁寧な治療

座骨神経痛、ヘルニア、脊椎狭さく、五十肩、肩こり、膝関節症、エルボなどの治療のほか、美容鍼も行う。初診料１０００円（街プレを見たと言えば無料）、治療費は３５００円（高校生まで２５００円）。

診療時間は月曜〜金曜は10時〜19時。土曜は15時まで。予約優先。日曜、祝日は休診。訪問治療も受け付ける。

問い合わせは０４２（５５０）５５９８か携帯０７０‐２６６３‐２４４８まで。