第7回 年齢条件とは?
自動車保険(任意保険)を契約する際には、年齢条件の確認が必要です。年齢条件によって保険料が変わり、35歳以上→30歳以上→26歳以上→21歳以上→全年齢の順に高くなります。保険会社、保険種類、車の車種によって選択できる年齢条件が異なりますので、設定できる範囲の中で、無駄なく、運転者が全てカバーできるように設定します。
年齢条件を設定する際、基準となるのは「契約者」ではなく、「記名被保険者」となります。記名被保険者から見た「同居の」ご親族での中で一番若い運転者(=最若年運転者)の年齢をカバーできるように設定します。例えば、最若年運転者が19歳の方でしたら全年齢、24歳の方でしたら21歳以上、40歳の方でしたら35歳以上となります。
年齢条件の確認において重要となるのが、運転される方が「記名被保険者と同居か別居か」です。住民票上の住所ではなく、実態上の住所が同じか別かで判断します。同居のお子様が免許を取得し、その方が最若年運転者の場合は、その方の年齢に合わせて変更します。住民票は実家にあるけれど、実態は別居のお子様が運転する場合は、年齢条件は同居の最若年運転者に合わせ、運転者の限定が設定されている場合は限定を外すことで運転が可能になります。まれに年齢条件を変更したのに運転者限定を外しておらず、事故の際に保険が使用できないというケースもあります。ネット保険など、保険代理店を通さずにご自身で変更手続きをする場合などは特に注意が必要です。
最若年運転者の年齢が次の年齢区分に達した時(保険期間の途中で自動的に変更はされません)、同居または別居になった時、運転される方が増えたまたは減った時など、変更もれにより保険が使用できない、もしくは保険料が高いままだったということがないよう、遅滞なく、保険会社や代理店への通知と変更手続きを行ってください。
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