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ほねごり 阿部公太郎社長 骨盤矯正で毎日に笑顔を 急成長 地域の発展 社会貢献に力

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ほねごり 阿部公太郎社長 骨盤矯正で毎日に笑顔を 急成長 地域の発展 社会貢献に力

東京、神奈川、埼玉で医療型接骨院・整体院を展開するほねごり(相模原市緑区橋本)は、創業11年で46店舗と急拡大する。3月22日には秋川駅前にほねごりあきる野院を開院した。


 

「当社には『ほねごりバイブル』というものがあって、『1人1人の心と体に寄り添い毎日に笑顔を』を目標とする。そのために社員全員がホスピタリティ精神とサービス精神を持ち、患者に根本的な治療を施していく」と話すのは30歳の若さで同社を起業した阿部公太郎社長だ。

体の不調が出て来やすい30代〜50代の女性が多いというロイヤルユーザーからアンケートを取ると、「ほねごりに来ると元気になれる」「前向きになれる」「話をよく聞いてくれる」が通院する理由の上位だった。

姿勢と冷え性に悩む女性は非常に多い。整骨でその悩みを解消してもらおうと骨盤矯正に力を入れている。なかでも産後骨盤矯正はほねごりの看板になっている。

阿部社長が目標とするのが「医療型整骨院」。施術前にパーソナル問診・カウンセリング、自社開発アプリを使った姿勢写真の撮影による検査などを経て診断。施術する。

「写真を見て、姿勢の悪さにショックを受ける患者も少なくない。肩こりや首のこりなど自覚症状が無くても潜在的に姿勢が悪くなっている人も多い。前屈して床に手がつかなければそれを自覚してもらう。施術を通し、こりをやわらげ、手が床に近づきつくようにする。体の可動域が広がり動きが軽くなる」という。

1カ月経過して振り返り、確認。患者の現状に寄り添うことを怠らない。

「医療型整骨院」の理想に向け、2018年には医療法人社団天友会をグループ化。現在、整形外科医院を4院開院する。

店舗の出店はドミナント戦略を基本にする。患者の利便性を大切に、地域に根付き、地域の発展と共に成長を目指す。西多摩では、福生、羽村、青梅、瑞穂に次いであきる野院が5店舗目になり、今後も需要に沿って出店を考えていく。

会社の発展、拡大とともに社会的立場も増す。社会貢献活動としてコロナ禍には相模原市にマスク200万円分を寄付。スポーツ分野ではバドミントン競技に力を入れ、シャトル100万円分を中学生に寄贈した。

昨年は実業団チームとして「ほねごり相模原」を設立。女子ダブルス日本代表の松本麻佑選手とプロ契約を締結、チームに迎え入れた。バドミントンのSJ2リーグに昇格し、最高峰のSJ1を目指す戦いが始まっている。

一昨年には相模原市と市立北総合体育館(下九沢)のネーミングライツ契約を締結。愛称は「ほねごりアリーナ」になった。

企業の成長にとって人は財。グループ全体で社員は800人を数え、4月には新卒採用で150人が加わる。創業当時の社員は10年経ち、社会的責任が増し、地域での存在感も求められる。

阿部社長は「活力を持った社員であってほしい。私自身、チャレンジが好きなので、社員にもチャレンジ精神を大切にしてほしい」と前を向く。

高齢社会、女性進出社会の中で、整骨院への需要はいっそう高まる。30年後には1000店舗の目標を掲げる。

阿部公太郎社長

阿部公太郎社長

阿部公太郎社長 1982年生まれ
帝京大学卒業 横浜呉竹医療専門学校卒業
柔道整復師 相模原市在住 2女1男の父

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