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コラム

福を生む街から、焼き菓子で夢を生む。

ラトリエサクラ-シェフパティシエ-冨川喜人さん

店内は別世界ですね。
「元はフレンチレストランでした。ラトリエサクラはお店の屋号で、会社は地域で100年以上も営業してきたので、地元である福生を代表できるような逸品を作ろうと8年前に焼き菓子専門店としてリニューアルして、私もその時からパティシエとして携わっています。」

お菓子の世界を志したのはいつからですか?
「父が飲食店を営んでいたので、子供の頃から手伝っていました。テレビも戦隊ものより〝3分クッキング〞や〝今夜の晩ごはん〞なんていう番組を見ていたそうです。
パティシエの朝は早いと聞きました。「日が昇る前から仕込みをするイメージですね。
そこまでではないですが小さなアイテムを沢山作るので大変さもあります。
焼き菓子の基本は、粉・バター・砂糖・卵で、作り方でバリエーションが作れるのです仕込みから完成するまで時間がかかりますね。」

商品開発のご苦労はありますか?
「私が食べたいものを作っているので苦労は無いです。(笑)
でもイメージしていた出来上がりと全く違っていたり、味の探求は終わりがない感じです。
店のスタッフにも意見を聞いたり、皆でアイデアを出し合いながらですね。パッケージ関係は一緒に働く妻が担当してくれています。」

メレンゲが沢山ありますね。
「社長が食べたいと言ったので作りました。あるときフルーツの酸味が生かせることに気がついて種類が多くなりましたが、お客様にも好評です。」

お客様はやはり女性中心ですか。
「それが思いのほか、男性も多くて、男女割合が半々なんていうこともあります。
福生の方が、親しい方への手土産として選んで頂けるのも嬉しいですし、法人様からのリクエストも頂くこともあります。

お勧めの品を教えてください。
ドーナツも特徴的で、国産バターと卵に米油と言うのを使い、オーブンで焼くのでしっとりとするんです。
特に〝ふくうむ〞は地元の銘品を目指して作ったので、リピートしてくださるお客様も増えています。」

お休みの日はどんな気分転換をするのですか?
「お菓子が好きで仕事になっているので、あまりないですね。子育ても楽しいですし、家事をしたり、買い物に行ったり。
やりたいことがお菓子作りなので、幸せですね。」

インタビュー中、つねに笑顔でお話をしてくれた冨川シェフ。
本当にお菓子が好きでたまらない感じが伝わってきました。

福生駅から近く、駐車場もあるので、ぜひ会いに行ってください。

ラトリエ サクラ
L'ATELIER SAKULA

東京都福生市東町14-3
電話:042-552-1112
定休日:水曜日 第1・3・5日曜日
HP:https://lateliersakula.com

コラム執筆者

六弦レンズ

西多摩を中心に熱い思いを持って地域で活躍され、地域に愛され続ける人々が数多くいます。
そんな人々をクローズアップするコラム「にしたま この人に会いたい」。
街プレ紙面を通じ、皆さまのご近所にいる素敵な方々との出会いの場を作ってまいります。

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