青空 台地 農の風 西多摩地域の３ＪＡが通常総代会

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西多摩地域の３ＪＡが通常総代会　経営の健全性いずれも高水準

ＪＡあきがわ（本店・あきる野市秋川）の第38回通常総代会が6月27日、Ｓ＆Ｄ秋川キララホールで開かれた。総代384人（議決権行使書など含む）が出席した。来賓で東亨日の出町長、吉本昂二檜原村長、吉野敏郎あきる野副市長らがそろった。

谷澤俊明組合長は「2024年度は新役員体制での事業運営となったが、当期利益は3億3,000万円余りを計上、経営の健全性を示す自己資本比率はさらに高水準になった。利用者とまごころのお付き合いで、経営理念の『愛され、親しまれ、信頼されるＪＡ』を目指したい」と決意を述べた。

期末の貯金残高は1,538億円、貸出金は329億円でいずれもわずかに減少したものの自己資本比率は22.2％と前年度を上回る高い数値になった。

谷澤俊明組合長

ＪＡにしたま（本店・羽村市羽東）の第37回通常総代会が6月25日、福生市民会館で開かれた。総代342人（議決権行使書など含む）が出席した。来賓で加藤育男福生市長らが駆け付けた。

森田龍幸組合長は「組合員との対話を進め、意見を伺い、総代定数の変更や支部組織の統廃合に取り組み令和6年度中に実現できた。令和7年度は新たな3カ年計画を掲げ、これまで以上に組合員との対話を重ね、組合運営に反映させていく。新体制がスタートするが、引き続きご愛顧をお願いしたい」とあいさつした。

任期満了に伴う役員改選があり、総代会後の理事会で、森田氏が代表理事組合長を退任し、新たに中村勝司氏が就任した。また、代表理事専務に小山幸男氏、同常務に中野洋一氏、常勤監事に下田知樹氏が就任した。

期末の貯金残高は1,780億円で前年度から14億円増、貸出金は346億円で19億円増となった。自己資本比率は17.97％だった。

中村勝司氏が就任（右）

ＪＡ西東京（本店・青梅市野上町）は6月26日、第24回通常総代会を霞共益会館で開いた。総代389人（議決権行使書など含む）が出席した。来賓で大勢待利明青梅市長らが顔を出した。

松永重徳組合長は「持続可能な東京農業の実現とＪＡのさらなる発展に向け、新たな3カ年計画を策定し、組合員、利用者の皆さまにとって必要とされるＪＡ西東京として事業運営に取り組む」とし、一層の支援、協力を願った。

松永重徳組合長