GWは「武蔵五日市五山」を回ろう
GWにあきる野市五日市の寺社を歩いてみたらいかがだろう。中でも町中からは少し登ったところにある寺社がおすすめ。「武蔵五日市五山」と呼ばせてもらい、先日、通しで歩いてみた。5時間、20キロの行程を喘ぎながらも楽しんだ。
北部にある三内神社(三内190)は、「桓武天皇の時代、805(延暦24)年6月12日、社殿を造営」と社殿ある歴史ある神社。神聖な気の中で身を清め、次は高尾神社(高尾660)に向かう。
参道入口から続く急な山道をしばらく歩くと、傾斜が緩やかになる。五日市盆地が見渡せ、かつて湖だったと言われる面影がうかがえる。推定3万〜10万年前、五日市湖だったというから夢がある。
茅葺の山門が迎えてくれるのが広徳寺(小和田234)。イチョウの巨樹で有名だが、参道では四季折々の野草が楽しめる。訪れたときはサクラが美しかった。
光厳寺(戸倉328)は樹齢400年を超える境内のヤマザクラが都の天然記念物になっている。静かな佇まいの中に、歴史の重さを感じる名刹だ。
最後は開光院(五日市691)。春は鐘楼側にあるシダレザクラが咲く。五日市の町をのぞくことができ、ここでも五日市湖の面影が見られる。
20キロはそこそこきつい。今年のGWは前半と後半に分かれている。2回に分けて回るのもいい。
■猿島渡さん(本名・森下晴男)は檜原松姫研究会に所属。地域の自然や文化、歴史を写真や動画に納めている。地元をテーマに作詞、作曲も手掛ける。代表作に瀬音の湯が舞台の「湯けむりの女」などがある。