奥多摩の登山道は18 日全面解除に 一部報道の「風評被害」に町長が懸念
奥多摩町の長沢背稜周辺の登山道が、7月18日に全面開放された。仙元峠付近で変死体が発見されたことを受け、5月19日から閉鎖されていたが、警察の検視・捜査の結果、死因は不詳と判断されたことから、通行規制が解除された。
師岡伸公町長は14日、次のメッセージを発表した。師岡町長は、一部メディアによるクマ関連の報道について「過度に不安をあおっている」と指摘。5月に山中で登山客がクマに襲われた事案は、熊鈴を携行していない単独登山中に発生したものであり、今回の登山道閉鎖のきっかけとなった事案についても、クマによる襲撃と断定されたものではないと説明した。また、その後の詳細や続報が十分に報じられないまま、あたかも市街地で発生した出来事であるかのような印象を与え続けていることに懸念を示した。
「観光立町」を掲げる同町では、夏休み期間中の宿泊や観光のキャンセルなど、風評被害による影響が出ている。町長は、現場は人家から離れた山中であることを強調し、過度な報道を慎むよう報道機関に求めた。
町は今後も猟友会や関係行政機関と連携し、クマ対策を継続する方針。住民や観光客に対しては、熊鈴の携行や生ゴミの適切な管理など、クマとの遭遇を防ぐための対策を徹底するよう呼びかける。
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