クマ対策急ピッチ 都、自然公園ルールに「クマ対策」追加 目撃相次ぎ遭遇回避へ4項目策定

都環境局は7月14日、「東京都自然公園利用ルール」を改定し、ツキノワグマに関する項目を新たに追加した。高尾山周辺や奥多摩地域など人気の登山エリアを対象に、利用者に不意の遭遇を避けるための対策の徹底を呼びかけている。
近年、都内の山岳地域やハイキングコース周辺ではクマの目撃やトラブルが相次いで報告されていた。これを受け、都は登山者やトレイルランナーなどの安全を確保するため、従来の利用ルールを見直した。
今回追加されたルールは次の4点。①音を出す装備品の携帯=クマ鈴やホイッスル、ラジオなどを身に着け、人間の存在を知らせる②複数人での行動=周囲への警戒力を高めるため、極力単独での入山を避ける③時間帯の考慮=クマの活動が活発になる明け方や夕方の行動を避ける④痕跡発見時の撤退=新鮮な糞や足跡を見つけた場合は、その先に進まず速やかに引き返す。
また、移動スピードの速いトレイルランニングやマウンテンバイクの利用者に対しては、見通しの悪い場所で積極的に音を出すことや、スピードを落として走行するよう特に注意を促している。
都は「自然公園の利用には様々なリスクが伴う。事前に情報収集を行い、無理のない登山計画を作成した上で、万全の装備で臨んでほしい」と話している。詳しい規則やガイドラインの詳細は都環境局HPで見られる。
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