都市型農業の魅力を再発見!自分で作るおいしい逸品
品種、生産量、消費量供に世界のトップを誇る日本の「ダイコン」
あきる野市6次産業化ネットワーク活動推進委員会(森田康大会長)は昨年より、農林水産省の「農」のあるくらしづくり交付事業の1つとして、「稲作体験」「ダイコン栽培と漬物体験」「じゃがいも植え付け体験」事業を実施。都市型農業を体験しようと都市部や多摩地域全域から主婦や会社員、学生など延べ100人が参加した。 昨年9月から始まった「ダイコン栽培と漬物体験」では、ダイコンの種まきから栽培、収穫、漬物体験まで一貫して行い、自分で作った「たくあん」は希望者に販売された。
❶種まき編 「土がやわらかい♪おいしいダイコンになりますよぉ~に」
農家さんによる作業説明の後、種が配られた。参加者はマルチがひかれた農地に思い思いに穴をあけ、約600株分の種をまいた。
❷おろ抜き(間引き)
質の良いダイコンを育てるのに、必要不可欠な作業。ダイコンの生育に合行われ、抜いたオロは希望者に販売も。
❸収 穫 「ダイコン抜くのって大変!でも農業はやっぱり楽しい!」
参加者はダイコン抜き、洗い、干し作業の3班に分け、交代しながら作業を実施。土深く育ったダイコンを抜く作業では、参加者同士の交流もあり、共同作業を楽しんだ。土を洗い、まっ白になったダイコンを手に取る参加者の口元には自然と笑みが。計400本を収穫し、ビニールハウス内の干し竿にかけられた。
漬け込み 「種から育てた自分のたくあん♪どんな味がするのかな♪」
最終日となったこの日、しっかりと干されたダイコンと、米ぬか、塩が配られた。事前注文や持参した各自の漬け樽に、1人7本~20本の漬け込み作業を行い、自分で漬けた「たくあん」は希望者に販売された。参加者は、2、3週間後に味わえる、世界に1つの「自分のたくあん」を楽しみに持ち帰っていた。
生産者と消費者の意見交換の場に
参加者の感想
「農業の大変さと楽しさを体験できて良かった!」 立川市から参加した女性
「生産者と消費者がお互いに意見交換ができるとても良い経験でした」 あきる野市から参加した女性
「初めて漬物作りを経験した。貴重な体験」 府中市から参加した男性
「いろいろ現実的、実践的に教えてもらったのがうれしかった!」 青梅市から参加した男性
次回は3月29日に、「ジャガイモ植え付け体験」を実施。
4月以降も、様々な農業体験事業を予定しております。ご興味ある方は、事務局までご連絡頂ければ、開催の決定が決まり次第、事務局からお知らせ致します。
「ジャガイモ植え付け体験」
◆3月29日 9:00武蔵増戸駅集合
◆定員20人 ◆参加費無料
〈問合先〉 あきる野市6次産業化ネットワーク活動推進委員会 事務局
T E L : 042-539-4566
F A X : 042-539-3838
E-mail: 6jika@vuj.or.jp
「農のある暮らしづくり」 Facebook https://www.facebook.com/nounoarukurasi