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(祝)羽村市制20周年 新たな発展の契機に

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記念式典を挙行 10月30日 ゆとろぎ大ホール

羽村市の市制施行20周年記念式典が30日午前10時から生涯学習センターゆとろぎ大ホールで開かれる。20年の歩みを振り返るとともに、新たな起点として将来を展望し、市政進展の契機としていく。

同市は、1991(平成3)年11月1日市制を施行した。当時5万3381人だった人口は、9月1日現在で5万7580人と4000人余り増加した。数字の上では微増だが、面積が9・91平方㌔と全国の市で8番目に小さいほか、進む高齢少子化社会の環境を考えれば、まちとして成熟期を迎える中で着実な増加を続けてきたといえる。

近代以後は養蚕を主とする農村だったまちは、高度経済成長期以後、自動車工場をはじめ幅広い分野の企業誘致に成功。法人税は市財政を支え、社会資本の整備とともにまちは発展の一途をたどってきた。

行政の舵取りは、井上篤太郎前市長から並木心市長に継がれる中で、行政サービスの向上に努め、多摩各市の中にあっても光を放つ自立した都市として成長してきた。

小作台、羽ヶ上の土地区画整理事業などを完了。現在は最重要施策として羽村駅西口区画整理事業が進展する。97年には小作駅東口ペデストリアデッキが完成、99年には新保健センターと福祉センターが開所、2001年には新図書館が開館した。06年には市民待望の生涯学習センターゆとろぎが開所。文化の拠点として市民はもとより西多摩の多くの住民に使われている。

道路整備も順調に進み、中でも99年の小作立体交差、09年の羽加美栄立体交差の開通は市内の交通循環の利便性を一挙に高めた。

02年にスタートした第4次長期総合計画では「〜ひとにこころ まちに風〜いきいき生活・しあわせ実感都市はむら」を将来像に据え、「自立と連携」を基本理念に、市民がいきいきと健やかに暮らせるまちづくりを進める。

記念式典ではこれまでまちづくりに尽力した人たちを表彰するほか、市制施行20周年記念市勢要覧を配布する。

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