地元食材を使った逸品揃う バリューアップジャパン 3ゾー会プロジェクト
西多摩の商工業者らが参加する「多摩うまいもん振興実行委員会」は4月22日、福生市熊川の石川酒造で地元食材を使った職のイベント「桜蔵フェスティバルwith太郎桜」を開催。曇天の中、500人ほどが来場し、各ブースに並んだ逸品料理を楽しんだ。
多摩エリアの産業連携ネットワーク「バリューアップ・ジャパン / 3ゾー会プロジェクト」に参加する34社の地元生産者と飲食店事業者らは昨年から、「”笑顔とありがとう”物語のある店づくり」をテーマに研究を重ねてきた。毎回、生産者の思いや生産工程のこだわりなどを飲食店事業者らに提案。新たな地産メニューの開発に取り組んできた。
同イベントは、メニューのお披露目の場として企画され、遠方からも毎年多くの人が訪れる同酒造敷地内の「太郎桜」の開花時期に合わせて実施された。
当日は15ブースが出店。成長期間を長くすることで、まろやかな味わいを持つとされる「奥多摩ヤマメ」を使った押しずしや、銘柄牛「秋川牛」の串焼きやカレー、奥多摩の「プレミアムきのこ」と野菜を使ったごった煮、青梅の山間地域で飼育された川鍋鶏卵農場のこだわり卵、地元野菜を使ったRED 焼そば、青梅青年会議所がレシピを募集し製品化した「奇跡の梅ソース」を使ったおにぎりなど多数の個性溢れる料理が並んだ。完売となるブースも続出し、来場者はこだわりの料理に舌鼓みを打った。
寒さが残るこの時期に合わせ、小菅村の小菅の湯は、間伐材を使ったバイオマスで温た足湯も出店。来場者は「どれもおいしそうで、何を買おうか迷う。まずは足湯で一息。市幸せです」と笑顔で話した。
同会メンバーは、「来場者の笑顔や『おいしい』という一言に直接接することができよかった。今後も感動を与える逸品開発に、積極的に取り組んでいきたい」と話していた。
出店 ・協賛企業は以下の通り
有限会社アダマス
石川酒造株式会社
蕎麦処いなりや
小川きのこ園
鮨正
多摩源流小菅の湯
東部森林公園ほうれん坊
有限会社松村商店
武藤治作酒店
石川恵一 (福生市農家)
株式会社クレムリ
言霊癒裕庵 【想桜】
小山製菓
㈲スマイルメーカー
ムラマツ商事
㈲スマイルメーカー
〈協賛企業〉
株式会社鶴屋 〈協賛企業〉 (八王子市)
株式会社福生ハム(福生市)
株式会社HONEST(羽村市)
株式会社サンエス(新宿区)
清水亮一(羽村市農家 )
株式会社アクセルオート(青梅市)
3ゾー会に関するお問い合わせは事務局042(539)4566まで。