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地元食材使った創作パン

パン工房スリール あきる野市

手作りパン工房「スリール」(あきる野市雨間)がイベントなどで売り出す地元野菜などを使った創作パンが人気を呼んでいる。

同店は、スイーツの「シャトレーゼ」FC店を西多摩エリアで3店舗展開するスマイルメーカー(同)が2009年に開業。国産小麦粉を使い16時間以上発酵させて作る天然酵母パンの店で女性を中心に多くのファンが通う。各地のイベントにも出店し、地元野菜を使った限定パンに長蛇の列ができる。

社長の渡邊成吾さん(39)はシャトレーゼ本社(山梨県甲府市)でスーパーバイザーとして勤務。「自身をもっと成長させたかった」と10年前、あきる野店を皮切りに、同社で初となる独立を果たした。その後、あきる野店の敷地内に自主業態の「スリール」を立ち上げた。

「スリール」はフランス語で「笑顔」の意味を持つ。「あえて時間がかかるパン作りに挑戦したかった」と渡邊さん。「スリールでは、パン作りを通じてお客さまはもちろん、従業員の笑顔を作っていきたいんです」と話す。

最近では、西多摩各地で行われている西多摩農商工祭に出店。地元の卵を使ったマフィンや地元産果物を使った手作りジャムなどを販売し人気を集める。販路の開拓にも意欲的だ。問い合わせは042(518)7754まで。

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