「未来へはばたけ 夢プロジェクト」第1弾、開催
小学生サッカー選手、地元出身Jリーガー、なでしこリーガーと熱戦
Jリーガーが「夢を語る」トークショーも
西多摩出身のJリーガー、なでしこリーガーを招いた凱旋(がいせん)サッカーイベント「未来へはばたけ 夢プロジェクト」が1月14日、都立青峰学園(青梅市大門)で開かれた。選手、保護者など約600人が参加した。
イベントは、日の出町の宮﨑太朗さんと、羽村市出身で宮﨑さんと親交のある小林祐三選手(横浜F・マリノス)の2人が「東日本大震災の後、被災地へ向け地元から何かできないか」と企画。今年9月に開催される多摩国体では、日の出町で女子サッカーの競技が行われるため、その機運を盛り上げていくことも目的とし、趣旨に賛同した多くの地元企業、ボランティアが協力して開催された。
あいにくの雪に見舞われた当日だったが、18チーム、317人の小学生が参加。小林選手、上田康太選手(大宮アルディージャ)、原菜摘子選手( 日テレ・ベレーザ)が加わって交流試合が行われ、熱戦が繰り広げられたほか、トークショー、じゃんけん大会を行い、選手のサイン入りグッズなどがプレゼントされた。屋外では同プロジェクト実行委員による炊き出しも行われ、豚汁やカレー、焼きそば、豚丼も振る舞われた。
また、被災地への募金箱を設置。集まった8万1421円の募金は東北地方のサッカー環境の復興のために設立された、東北出身のJリーガーの会「東北人魂」に全額寄付される。
発起人の宮﨑さんは「参加してくださった選手、子どもたち、ボランティアのみなさんの、笑顔とありがとうがあふれる夢のあるイベントになってよかったです。協力していただいたすべての方々に感謝しています」と話した。同プロジェクトは今後、サッカー教室以外にも、西多摩のサッカー振興にむけ活動していく予定だ。
主催は西多摩サッカー連盟。後援はスポーツ祭東京2013実行委員会、夢プロジェクト実行委員会、青梅フットボールクラブ。柳川金一実行委員長。
今回参加したチームは以下の通り。FC GONA/霞FCJr/青梅新町FC(女子)/日の出仲良しFC/吉野フットボールクラブ/若草フットボールクラブ/青梅2FC/アーゼット' 86 /はむら少年サッカークラブ/青梅4SC/秋川少年サッカークラブ/バリオーレ日の出/7FC福生/青梅FCJr/ARTE福生牛浜SS/青梅新町FC/FCみずほ2001/松林少年サッカークラブ。