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森の演出家ツッチーと歩くTokyo Mountain 

コラム

すっかり秋めいた西多摩の山々。数多くの観光客の方が訪れ、

森で深呼吸♪今回はそんな西多摩の“観光の今”について

対談させて頂きました。日本の豊かな自然、文化は世界へ!

対談企画「西多摩の観光を語る」 小澤順一郎社長×ツッチー

海外へ誇る西多摩の観光資源とは?「今がチャンス」外国人観光客の注目度が急増

ツッチー 「山ブームもあり近年、観光客が急増している様に思うのですが」

小澤 「私もマイブームで山登りするしね(笑)。ただ今と昔の観光とは違う形なのかと。多摩川を中心にアウトドアを求める方が多くなっている一方、旧来通りでは対応できないギャップがあるんでしょう。うちであれば飲食店よりバーベキュー場が忙しいという現実がありますね」ツッチー 「何か肌で感じる変化ってありますか?」

小澤 「海外の方が増えてますね。以前から横田基地の方は来られてましたが、先日は司令官が来られたりとか。この間は12カ国の大使が視察に来られました。日本文化を知ることの重要度が増してきているんだと思います」

ツッチー 「私の古民家にもよく問い合わせが来ます。海外へ向けた発信はされてるんですか?」

小澤 「今は特に。『どうぞいらっしゃい』と発信してしまったら責任もって対応できる様体制を作らなければならない。期待に応えられるものを構築しないといけないと思うんです」

ツッチー 「御岳山は最近、外国の方へ向け、芸者の方を呼んだイベントなど積極的に行っていますね」

小澤 「クレジットカードだったりインターネット環境だったり、対応もしっかりされているみたいですね。外国では今、自分達の宗教観と全然違う『自然が神様』という日本の神様に大変興味があるそうです」

ツッチー 私も海外に神社を作るプロジェクトに参加させて頂きましたが、大使の方々の関心がとても高いのを肌で感じました。対応を進める、今がチャンスかもしれませんよね」

 

 

 

日本のコケが「美しい」無限に広がる西多摩の未来

ツッチー 「今後、西多摩全体の観光産業にとって大切なことは何でしょう?

小澤「それがここに住んでいる僕らにはわからない。この間、大使の方がこられた時なんか、皆、深呼吸していて。そういう気分があるんでしょう。石に生えたコケを写真に撮っていたりする。カリフォルニアなんかに住んでいると観ないものだからとっても綺麗らしいのです。ただ毎日、そうした風景を見て、ここの空気を吸っている僕らにはその感覚がない。そこなんだと思う」

ツッチー 「私の古民家に来られる皆さんも1つ1つにびっくりさ」れます」

小澤 「アメリカのベストセラーになっている日本の料理本では、日本の田舎のどこにでもある風景や、冷奴や卵かけ御飯の作り方などが載っている。彼らと我々の『おもしろい!』というもののギャップが大きくあって、気づけないんだと思う」

ツッチー 「チャンスではあるけど、発信する内容や受ける体制が大事ですね」

小澤 「何を求めるかを、専門家や感覚的に鋭い人に助言してもらうことが大切だと思います。そうした埋もれた価値をしっかりと発信していけば、本当のチャンスにつながるんだと思います。ツッチーもその一旦を担ってもらうことに期待してますよ(笑)」

ツッチー 「がんばります!本日はありがとうございました!」

 

小澤 順一郎社長

小澤酒造株式会社代表取締役。銘酒「澤乃井」を製造し、他にも料亭「ままごと屋」や食事処「いもうとや」「豆らく」などの飲食店や、「櫛かんざし美術館」などの文化施設、バーベキュー場などを運営。都心部や他県から多くの観光客が訪れる人気スポットを手がける。

 

 

 

 

 

 

 

コラム執筆者

ツッチー(土屋一昭)

JR御嶽駅すぐ裏手の古民家を拠点に、「自然を通じた癒し」をテーマに活動。奥多摩、青梅エリアの案内や、釣りガイド、ネイチャーガイドなどを精力的に行う。
青梅、奥多摩エリアのナビゲーター的な存在。

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