~東京の森から~ 東京チェンソーズ
檜原村の林業会社「東京チェンソーズ」が、
街プレ読者の皆様にお届けする東京グリーンプレス!
毎日、西多摩の山々で暮らす僕たちが、リアルな西多摩の自然の姿をお届けします。
地元の老舗とコラボ「オリジナルてぬぐい」を作成しました
このたび私たち東京チェンソーズではオリジナル・デザインの「てぬぐい」を作成しました。2011年暮れに始めたフェイスブック・ページが1500の「いいね!」をいただいた記念のものです。デザインは社員の大塚が担当。東京チェンソーズならではの〝林業柄〞です。
製作は地元・檜原村のお隣である、あきる野市五日市の「きれ屋」さんにお願いしました。西多摩の山をおもな現場に毎日仕事している私たち。何かするなら地域の人たちと協力しあって行きたいと常に考えていました。
「きれ屋」さんは創業100年を超える五日市の老舗・栗原呉服店さんによるお店。担当してくださった安藤諭さんは、「てぬぐいは、メッセージや気持ちを伝えるもの。実際に山に入って仕事しているんだということが伝わるデザインだと思いました」と話してくれました。「最初はもっとかっこいいものが来るかと思いましたが、いただいたのは昔っぽいベタなもの。それが逆に良かった」とも。
では、その図柄を説明いたします。モチーフになっているのは私たちの山仕事に関連するモノ9種類。まずは「地拵え」。植栽前の準備でこの「まくり棒」を使って地面の枝葉を寄せ植えるスペースを作ります。続いて「植付」。苗木袋を背負って1本ずつ丁寧に植えて行きます。植えたらその夏からすぐ「下刈り」です。苗木周りの雑草を刈ります。その後「枝打」「間伐」という育林作業が続き、最後に「主伐」。いわゆる収穫ですが、植えてから早くて50年後という気の長いものとなっています。もうひとつありました。「ツリークライミング」。皆さんに木に親しんでいただきたいと思い行なっているロープを使った木登りです。
てぬぐいは白と紺の2色・各150枚。1枚1000円で販売中です。販売方法など詳しいことは、東京チェンソーズのフェイスブック・ページをご覧ください。