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散策レポート:東京サマーランドあじさい園と網代・雨間の里山歩き【街プレ倶楽部 街歩き 心の風景】

本年の新規散策コース第4弾は「東京サマーランドあじさい園と網代・雨間の里山歩き」。6月24日・26日の2回、合わせて49名の参加者で開催した。この時期としては恵まれた天気で、散策を楽んだ。
様々な種類の株が植えられた広い東京サマーランドあじさい園と、雰囲気良く整った地蔵院参道のアジサイが、ともに見頃。地蔵院のアジサイは初めての方が多く、感嘆の声が聞こえた。
秋川を挟んだ網代と山田という歴史ある里山は、静かで、ちょっとした秘境の味わいがある(秋川を挟む断崖と川原、深い谷に架かる橋)。この地が初めてという参加者からは、このような風景がこんな近くにあったのは驚き、という感想が聞かれた。また、山田の瑞雲寺本堂の裏手に湧き水が池を作り、庭園風景色が広がっているが、参加者からは、本堂表からは想像もできないような景色、と感嘆の声が出た。
また、かつて門前に雨間の渡しがあった雨間の西光寺では、6月26日には、観音堂の掃除が行われており、お寺の方のご厚意で、かつては山梨からも多くの参拝者が来たという養蚕の神、馬鳴(めみょう)菩薩を拝ませて頂くことができた。地蔵院ではナンジャモンジャの木と呼ばれている珍しいカゴの木(木肌が鹿の子の肌に似ている)の大木に参加者の興味が集まった。

東京サマーランドのアナベルの丘

地蔵院参道のアジサイ

ナンジャモンジャの木(地蔵院)

東京サマーランドあじさい園と網代・雨間散策

西多摩の自然と歴史を巡る旅
東京サマーランドあじさい園と網代・雨間の里山歩き(あきる野市)
参加者募集

まるで雪山のような東京サマーランドのアナベルの丘と、規模は小さいが彩り豊かな地蔵院参道のアジサイを楽しみます。
また、甲州街道と鎌倉街道が交わった網代と、二つの鎌倉街道が合流した雨間という、共に秋川の渡しがあった歴史ある里山を巡ります。

スタート JR武蔵増戸駅

旧鎌倉街道沿いの足利氏ゆかりの寺
臨済宗建長寺派のお寺。足利基氏の母(あるいは伯母)が開基で南北朝時代の創建。寺の裏手には水が湧き、池が広がる。

秋川渓谷(網代付近)
いかにも渓谷の雰囲気。広い河原は川遊びを楽しむ人が多い。

弁財天入口(春)
春はムラサキツツジが美しい。かつては山頂までリフトが営業していた。

網代の里山風景
鎌倉街道、古甲州道が通った歴史ある里山
歴史の香りあふれる里山。春には桜が美しい。カタクリも花を開く。

禅昌寺
臨済宗建長寺派のお寺。戦国時代の創建。

弁財天
橋の下はまるで深山幽谷
橋の下は深い谷になっている。車は通れない橋。

東京サマーランドあじさい園
西多摩最大のあじさい園。まるで雪山のようなアナベルの丘が人気。
首都圏で最大級のあじさい園。約60種15,000株のあじさいが秋川を望む丘を彩る。

マイクロバスで移動
あきる野 海山

マイクロバスで移動
地蔵院
かつて近くを鎌倉街道と伊奈道が通っていた古刹。
この時期、彩り豊な参道のアジサイが美しい。
臨済宗建長寺派のお寺。鎌倉時代創建の古刹。近くを湧水の小川が流れ、境内の木々が美しい。
養蚕の神として知られる金色蚕姫像が安置されている。

西光寺
かつて二つの鎌倉街道が近くで合流し、門前の「雨間の渡し」で秋川を渡った。
天台宗のお寺。戦国時代の創建。境内の観音堂の中に安置されている馬鳴(めみょう)菩薩は養蚕の尊とされ、戦前には遠く山梨からも参詣者があったという。

雨武主神社 鳥居場
秋川対岸の本社を拝む
雨武主(あめむしゅ)神社は雨間地区の鎮守。本殿のある秋川対岸の明神山を望む断崖の上に建つ遥拝所。住民が秋川を渡らずとも、拝めるようにしたもの。

開催日 6月24日(水)・26日(金) 2回 雨天中止
定員 各20名
集合 JR武蔵増戸駅9:00
解散 JR秋川駅15:30
コース 全長6.3km(あじさい園等スポット内移動含まず)
ランチ あきる野海山で「刺身御膳」
参加費 3,200円(ランチ・マイクロバス、保険料、入園料、ガイド料等)

 

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