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散策レポート:青梅市東部の自然と歴史めぐり【街プレ倶楽部 街歩き心の風景】

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本年の「西多摩と周辺の自然と歴史を巡る旅」新規コースの第3弾は「青梅市東部の自然と歴史めぐり(薬王寺のツツジなど)」。4月26日・28日の両日に開催した。
今回はツツジとボタンの時期に合わせた企画。薬王寺のツツジは見頃時期に丁度入ったところで、期待どおり。参加者の口々から「綺麗」「良く手入れされている」「木立の緑を背景としたツツジが見事」との声が挙がった。一方、新町大井戸公園のボタンは、全体としては見頃時期には至っていなかったが、一部のボタンは楽しめた。
今回のコースは、東京都からも埼玉県からも端にあたる場所を含むもの。金子氏本拠地の瑞泉院、今井氏ゆかりの今井城跡や正福寺、平山氏ゆかりの藤橋城跡や浮島神社・杣保葛神社など、初めて来た、という方が多かった。
また、青梅市新町が江戸初期の慶長年間に行われた新田開発と計画的な集落造りの場所で、武蔵野新田開発の鏑矢的存在であること(小平市小川の新田開発よりも早く、享保年間に盛んに行われた武蔵野新田開発に100年以上先行)、全国屈指の大きさのまいまいず井戸である大井戸や、新町御嶽神社も、この新田開発と深い関係があることなど、再認識した、という方も多く、新鮮な散策となったようだ。

瑞泉院(金子氏の根拠地)付近

 

薬王寺

 

大井戸公園ぼたん園

新町大井戸

 

青梅市東部散策コース

 

西多摩と周辺の自然と歴史を巡る度

青梅市東部の自然と歴史めぐり(薬王寺のツツジなど)(青梅市、入間市)

青梅市東部から入間市・飯能市にかけて、霞川北方に広がる加治丘陵周辺は、様々な武士団が活躍した場所。武士団ゆかりの地名や寺社、城郭跡が点在する。広い水田も現存する長閑な場所。薬王寺のツツジ、新町大井戸公園のぼたんの見頃時期に訪れます。

スタート JR八高線金子駅

・霞川 入間市を流れる霞川

・桂川神社 金子氏創建の神社

・金子氏位牌堂 金子氏一族の宝篋印塔(瑞泉院) 中世、この地を支配した金子氏の本拠地

・今井城跡 今井氏の城郭跡

・薬王寺 静かにツツジを楽しめる寺。足利尊氏創建とも伝わる。

・浮島神社 安土桃山時代再建と伝わる。

・正福寺 一遍上人を開基とする鎌倉時代創建の寺。今井氏の菩提寺

・今井氏の墓

・今寺天皇塚水田 青梅随一の水田が広がる

・藤橋城跡 平山越前守重吉の城郭跡。

ランチは「藤よし」で 特製寿司ランチ

路線バスで移動

・新町御嶽神社 新田開発の守り神として吉野織部之助が創建

・新町の大井戸 吉野織部之助が掘った「まいまいず井戸」

。大井戸公園 ぼたん円 ボタンも見頃

ゴール 旧吉野家住宅

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