「西多摩と周辺の自然と歴史を巡る旅」の新規コース第2弾は「春の野川と周辺の自然・歴史めぐり」。4月5日・6日の両日に開催した。本年、桜の開花が遅かったものの、直前の暖かさで、野川のソメイヨシノは見頃時期が丁度始まったところ。野川に到着するや否や、参加者からは口々に「わあ、綺麗!」との歓声が挙がった。湧水の清らかな流れ、両岸に続く桜、川辺に続く芝地の遊歩道、川に遊ぶ子供や幼児。「絵のような風景!」「子供を育てるのに最適な場所」との感想も聞こえた。
国分寺崖線は湧水、遺跡、緑豊かな敷地を持つ旧家、特徴的な坂道が点在する場所。小金井や貫井の地名発祥と伝わる場所や、町名として残る新田開発を進めた旧家に関係深い場所も巡った。
参加者からは、「小金井にこういう場所があるのを初めて知った」「小金井に対するイメージが変わった」などの声が聞こえた。新たな発見を楽しんだ一日となったようだ。
西多摩と周辺の自然と歴史を巡る旅
春の野川と周辺の自然・歴史めぐり(小金井市・府中市)
小金井の地名は「黄金に値する豊かな水が湧く」ことに由来すると言われる。国分寺崖線からの湧水が点在し、それを集めたナがれっが野川である。野川は、玉川上水・小金井公園と並ぶ櫻の名所。小金井、府中両市を跨ぐ武蔵野公園は種類が多く、長く櫻を楽しめる場所。
スタート JR武蔵小金井駅
・滄浪泉園(そうろうせんえん) 門標文字はこの庭園の名付け親・犬養毅の筆。
・貫井神社 都内に湧く豊かな水と湧水池
・野川の桜並木 桜並木が続く野川。遅めに咲く枝垂れ桜には心を奪われる。
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・武蔵野公園 種類が多く、長く桜が多く、長く桜が楽しめる
ランチは公園・野川に臨む北海道特製料理「コタン」で 特製ミニ会席
・武蔵野公園(野川付近) 長閑な野川に沿った土手の桜
マイクロバスで移動
・美術の森 湧水 小説「武蔵野美人」の舞台モデル
・ハケの小路 湧水に沿った雰囲気のある小径
・小金井神社 鎌倉初期創建の神社
・小金井小次郎の墓 山岡鉄舟の筆
・黄金の水・六地蔵 地名の由来を再現
ゴール JR武蔵小金井駅