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夏の御岳山に咲く、可憐な花々

季節

新緑が美しく萌える西多摩の山々は昨今、登山ブームもあって多くの観光客が訪れる。中でも御岳山では、この季節ならではの愛らしい花々にも出会え、人気が高まっている。心躍る瞬間に出会いに、ぜひ足を運んでみてほしい。

「森の妖精」レンゲショウマ

御岳山には全国でも珍しいレンゲショウマの群生地があり7月下旬〜8月頃にかけて、約5万株の可憐な花を咲かせる。レンゲショウマは、太平洋側の山地の落葉林内に生えるキンポウゲ科の多年草で、細長い花茎を伸ばし、約3〜4センチの下向きの可憐の花を付ける。中でも、朝もやの中に咲くレンゲショマは、幻想的な美しさだ。山頂に点在する宿坊に泊まって、ここでしか見られない絶景をぜひ一度楽しんでみては?

 

貴重な山野草を楽しむならロックガーデンへ

他にも御岳山には貴重な山野草が多く、次々と花を咲かせる。そんな花々を楽しみながら歩きたい人は、涼しいロックガーデンがお勧め。

岩場で紫色の小さな花を咲かせる「イワタバコ」(7月下旬〜8月上旬)や、沢沿いに、梅の花に似た白色の花を咲かせる「ギンバイソウ」(7月中旬〜7月下旬)、清流沿いの岩場に黄色い花を咲かせる「タマガワホトトギス」(8月上旬〜8月下旬)などが楽しめる。

他にも、武蔵御嶽神社の参道脇などに咲く「ヤマユリ」(7月下旬〜8月上旬)は凛とした美しい姿を見せる。

 

 

 

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