ワインの振舞い、尺八鑑賞も9月2日(土)・3日(日)開催
青梅市の御岳山で9月2日・3日、スズムシの一種「カンタン」の鳴き声を聞く「カンタンをきく会」が開催される。
夏から秋の夜に鳴くコオロギ科の秋虫「カンタン」は、中国では「天鈴」とも呼ばれ、その美しい鳴き声は「鳴く虫の女王」とも言われる。短い寿命は栄枯盛衰の儚さを感じると評され愛されてきた。古くからの霊山として知られる御岳山の夜に響くカンタンの神秘的な音色を楽しみに毎年、多くのファンが訪れる。
当日は、NHKラジオ「夏休み子ども科学、電話相談」で昆虫の生態解説を担当していた、群馬県立ぐんま昆虫の森名誉園長の矢島稔さんを招き講話を行う。講話終了後、カンタンの鳴き声を聞きに散策に出て、戻ってきた後は参加者全員にワインを振る舞い、懇親会も開く(自由参加)。翌日は朝食の後、尺八演奏を鑑賞する。
参加費は、1泊2食付き・大人=9500円、小学生=7400円、未就学児=3900 円(布団なし)、乳幼児=700円(食事なし、布団なし)。定員100人。御岳山集合。申し込み締め切りは8月24日まで。問い合わせ・申し込みは青梅市観光協会(TEL0428̶24̶2481)まで。