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天空育ちのマイタケ・アワビタケJA直売所などで販売

農業

檜原きのこセンター

檜原村倉掛の檜原きのこセンター(中村力代表)で栽培されるマイタケ、アワビタケが一段とおいしい時期を迎えている。同センターのキノコは、香りや歯ごたえが評判で、村内のレストランや旅館の食事で出され、JAあきがわの秋川ファーマーズセンター(あきる野市二宮)、五日市ファーマーズセンター「あいな」(同市高尾)などで販売される(出荷状況により売り切れることもあるため、事前確認がお勧め)。

同センターの出荷は、12月をピークに10月から翌年3月までが繁忙期になる。今年は8月後半に気温が下がり始めたことで、秋物への切り替わりが例年より早く、売り上げが好調だという。

同村では昔から多くの種類のキノコが存在しており、マイタケは村の西端にある三頭山の標高1000㍍付近などに自生しているという。中村代表(63)はキノコが育っている場所の気温や湿度になるべく近付けた環境で栽培しようと、20年余り前から標高約850㍍に位置する同センターでマイタケを菌床栽培している。村の10月頃の気温20度、湿度100%を保つことで、天然物に近いマイタケが育っている。

一方、アワビタケは日本に近年入ってきた比較的新しいキノコで、傘の直径が5〜15㌢にもなり大型で肉厚。強い芳香とコリコリした食感が特徴で、海産物のアワビを思わせる事から名付けられた。熱を加えても食感は損なわれず、傘だけでなく柄までおいしいのが特徴。中村代表は早い時期から着目し、8年ほど前から栽培を始めた。

収穫直前のマイタケをチェックする中村代表

マイタケは1袋(300㌘)379円、アワビタケは1袋(200㌘)272円で販売。

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