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2018年戌年!犬と暮らす西多摩ライフ特集

お出かけ

庭の撮影セットが人気 関東各地から愛犬家が訪ねるドッグラン ドッグスモールガーデンコニワン

関東各地から愛犬家が訪ねる小さなドッグランが福生市牛浜にある。それが「DOG SMALL GARDEN koniwan(ドッグスモールガーデン コニワン)」(吉村真二店長)だ。

庭にある撮影セットが人気で、飼い主は思い思いに愛犬を着飾らせ、撮影を楽しむ。庭には6カ所ほどの撮影セットが用意されている。季節に合った雑貨や手作りのいすを並べ、空間をアレンジ。クリスマスシーズンは、サンタの人形やツリー、パーティーを思わせるテーブルや食器などが置かれていた。

吉村店長(前列右)と交流した愛犬家

「お客さんも新しいセットを楽しみに、リピートしてくれている」と吉村店長(47)。「犬は飼い主にとって子どものような存在。良いものを着せたりして、かわいがりたいというのが親心。写真を撮って成長の記録も残したくなる」と愛犬家の気持ちを代弁する。

個人利用だけでなく、愛犬家仲間で訪れて交流を深める撮影会などの貸切り利用も盛ん。撮影した写真をSNSなどに投稿することで、各地の愛犬家に認知が広がっている。

八王子市から来たという常連客は「ここは秘密の花園といった感じ。小さな庭なので撮影がしやすく、飼い主同士の交流も深まりやすい」と感想を話す。

吉村さんは同施設向かいで、犬のトリミングサロン「ドッグライフサポート・ピュアリィ」も経営している。

営業時間は10時半〜19時(入場は1時間前まで)。火曜定休。雨天や荒天時は確認を。問い合わせは0 4 2(552)1170まで。値段などは公式ブログへ。

2日に開設した譲渡センター

 

犬同伴可能の喫茶店「Cafeどす」愛犬家の間にクチコミで広がる 京風味付けのメニューも人気

福生市田園の「Cafeどす」(髙橋萌菜(もな)店長)は、西多摩地域でも珍しい犬同伴可能の喫茶店。1年半前の開業以来、愛犬家の間にクチコミで広がり、「犬とゆっくりできて、非常に重宝している」と評判だ。

髙橋店主(46)=あきる野市草花=は京都市出身で、結婚を機に同市に移住してきた。京都時代にはスナックを経営していた経験がある。自身もラブラドールレトリバーを飼う愛犬家で「この辺りでは犬と一緒に入店できる店が少ない。私も犬と一緒にいる環境で働きたい」と考え、開業に踏み切った。店名の「Cafeどす」も京言葉の語尾が由来だ。

メニューはハンバーグや牛すじカレーなど(税込み1200円・総菜、ごはん、汁物付き)が人気。味付けは京風で、出汁がきいているのが特徴。その味を求めて愛犬家以外の常連客も多くいる。

人気のハンバーグ

「犬は飼い主にとって家族のような存在だ」と話す髙橋さん。店を営む上で、犬の毛が入らないようにし衛生面に細心の注意を払い、客にも犬をテーブルに乗せない、排泄のしつけができていない犬はマナーベルトを装着するなどマナーの徹底を呼び掛ける。「飼い主がしっかりとマナーを守ることで、犬同伴可能な店がもっと広がってくれればいい」と思いを話した。営業時間は10時半〜16時。火曜定休。

問い合わせは080̶3505̶0075。

 

保護犬を里親に譲渡する施設を開設「わんダフルネイチャーヴィレッジ」

あきる野市上代継のアウトドア複合施設「わんダフルネイチャーヴィレッジ」(WNV、折戸一義村長)は2日、広島県のNPO法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ、大西健丞代表理事)と協力し、保護犬を里親に譲渡する施設「ピースワンコ・ジャパン東京あきる野譲渡センター」を開設した。譲渡センター開設は都で2例目となる。

PWJは犬殺処分ゼロに取り組んでいる団体で、譲渡センターの運営にあたる。拠点を置く広島県では殺処分ゼロを達成するなど、成果をあげている。

譲渡センターには、多摩産材などを使用した保護犬用の犬舎が建てられた。犬舎の面積は約100平方㍍で、5〜9頭の犬を預かることができる。ドッグトレーナーが常駐し、里親希望者の相談に乗る。

国内では、年間約1万5000頭が殺処分されている現状がある。折戸村長は「犬は人間にとって、大切なパートナーだ。我々も『人と犬との共生』を理念に掲げている。殺処分ゼロを支援して行きたい」と話した。

問い合わせは042(558)5861まで。WNVは8日〜来月27日までの平日、施設内レストラン「AZEKIRI(あぜきり)」のみを利用する場合、入園料と駐車料金を徴収しないサービスを実施する。

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