立川駅北口のフランス菓子店「エミリーフローゲ」(立川市曙町、電話042̶527̶1138)で、東京都瑞穂町産のイチゴを使った期間限定スイーツを提供する「いちごフェア」が2月22日〜28日行われた。
同フェアは瑞穂町でイチゴ狩り体験ができる観光農園「くりりんベリー」(瑞穂町、代表栗原宏二さん)とのコラボ企画。
同園は2018年1月に町内初となる観光イチゴ摘み取り園をオープンし、「東京でイチゴ狩りができる場所」として人気を集めている。
大粒で甘いイチゴを楽しんでほしいと、生育を毎日目でチェックし、品質にこだわり丁寧に育てる。
フェアに使われたイチゴはジューシーな味覚が特徴の「紅ほっぺ」と甘みがたっぷりの「おいCベリー」の2種類。
イチゴは車で直接仕入れに行き、新鮮なうちにスイーツにして提供した。
シェフの佐野卓也さんは「市場に流通しているイチゴと違い青臭さがなく、イチゴの味が強く感じられる。とてもやわらかくみずみずしい」と話す。
「いちごフルフル」(530円)は、透明なカップの中にイチゴやイチゴジャム、スポンジ、カスタードクリームを層状に重ね、見た目も楽しめるよう工夫。
「いちごのパリブレスト」(500円)は、円状のシュー生地にカスタードクリームと生クリームを絞りイチゴをサンド。
「どちらも農園のイチゴの味やフレッシュさが感じられるように、イチゴをふんだんに使った。特製のジャムを入れることで濃厚なイチゴ味が楽しめる」と佐野さんは話していた。