~東京の森から~
東京チェンソーズ林業家集団「東京チェンソーズ」が、街プレ読者の皆様にお届けする東京グリーンプレス!毎日、西多摩の山々で暮らす僕たちが、リアルな西多摩の自然の姿をお届けします。
東京の森から子どもたちへ
木育おもちゃシリーズ「Tokyo Tree Wood」新登場
この時期山の仕事は例年どおり、下刈りです。植栽木が雑草に埋もれてしまうのを避ける目的の草刈りです。梅雨明けが早かった昨年は暑さとの戦いでもあったのですが、今年は楽。いつまでもこうであれば下刈り的には助かるのですが、そうは行かないですよね。
弊社でいま一番〝熱い〞のが工房です。工房では、社有林の木を中心に、檜原村の木を使ったモノ作りが行われています。
このところよく作っているのが、東京おもちゃ美術館の公式トイショップ「アプティ」とのコラボ商品「Tokyo Tree Wood」。東京の森の木がおもちゃになって、たくさんの子どもたちへ届く…そんなイメージの木育おもちゃシリーズです。シリーズは全9種類。枝で作った「ウチエダ」や細い幹で作った「コグチギリ」、太めの幹の「ワギリ」など、どれも東京の森からの直送です。
製作を担当するのは弊社・関谷。木工担当で今年2年目。「東京の林業家が大切に育てた木であることを、より多くの子どもたちに感じ取ってほしい」と話しています。ピーク時には現場社員も製作の手伝いに入り、みんなで作り上げていますよ。
シリーズは、幼稚園や保育園での使用に便利なセットでの販売となっていますので、ご興味のある方はアプティのホームページでご確認ください。
来月17日(土)、18日(日)には、檜原村に毎年恒例の「森のおもちゃ美術館」が登場。国内外の数百種類のおもちゃが集まり、遊べる企画で、親子連れに大人気の催しです。会場は檜原村小学校体育館。「払沢の滝夏まつり」との同時開催で、夕方からは花火も楽しめます。夏休みのご予定にいかがでしょう。