~東京の森から~
東京チェンソーズ林業家集団「東京チェンソーズ」が、街プレ読者の皆様にお届けする東京グリーンプレス!
毎日、西多摩の山々で暮らす僕たちが、リアルな西多摩の自然の姿をお届けします。
さらに〝顔の見える林業〞を
TOKYO WOOD普及協会着工式参加
TOKYO WOOD普及協会の着工式に出席してきました。TOKYO WOOD普及協会は〝東京の家と森を育てる〞をコンセプトに、林業から製材、加工、建築、設計士が連携して、「TOKYO WOOD」ブランドの家づくりを行なっています。もちろん、弊社も参加しております。
着工式は、私たち〝つくり手〞とこれから家を建てる施主様が顔を合わせるもので、3ヶ月に1回程度開催。お互いのコミュニケーションを円滑にするきっかけづくりにもなっています。
つくり手側からは、弊社のほか、秋川木材協同組合の沖倉製材所、中嶋材木店の2社、プレカットのタカキ、建築の小嶋工務店のほか、内・外装や水まわり業者などが参加。それぞれが各自の仕事の紹介、気をつけていることなどを話しました。
弊社は、夏場の山の仕事・下刈りのことをお話ししました。施主様はこれから木の香りに包まれた家に暮らすことになります。そのときに東京の山や森、林業のことをイメージしてもらえたらいいなと思っています。
施主様は9 組が参加。TOKYO WOODを選んだいきさつなどを聞くことができました。
ほとんどの方が展示場でTOKYO WOODの家を訪問、無垢の木の床の感触や断熱効果などを体験しました。それも重要な要素ではあるのですが、一番の決め手は、そのことを熱く説明するスタッフの存在だったようです。多くの方がスタッフの名前を挙げていました。
物がいいのは当たり前。どんな人が売っているのかが大事と最近よくいわれていますが、まさにそうだったようです。
着工式のような、生産から消費までの一連の流れに関わる人が顔を合わせ、コミュニケーションを取ることは、今後ますます大事なことになっていくのかと思います。弊社も会社の目標のひとつとして〝顔が見える林業〞を掲げています。もっと〝見える〞ようにして行かねばと思いました。