「目標をしっかり見る」「状況によってAプランからBプランに変更する」。何かの研修で聞くような話ですが、実はこれパドリング講習での会話です。
川の流れの中で自在にボートをコントロールすることは、簡単そうに見えて意外と難しいんです。バランスをとることに必死でコースが見えなくなったり、最初の作戦に固執して修正ができなかったり。パドリングのアドバイスをしながら、仕事や生活にも当てはまるなと感じることが多々あります。
その中の一つが「パドルではなく、ボートを動かす」ということ。最初のうちはボートの進みを感じずに、ただ力任せに頑張って漕いでしまったりします。ボートを進ませることが目的のはずなのに、手段である漕ぐことにフォーカスしてしまう。こういうことって、色んな場所で起こりえることですよね。
イベントや組織の運営でも同じことが言えるかもしれません。「ボートを進ませるために漕ぎたい」。今日この頃です。