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青梅市の伝統を知るモニターツアー

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参加者ら「マイクロツーリズムに最適」

多摩観光推進協議会は11月5日、「青梅市の伝統」をテーマとした、旅行事業者向けの日帰りモニターツアーを開催した。東京都や埼玉県から旅行事業者10名が参加。江戸時代に広がった藍染文化を伝承する「藍染工房 壺草苑」や、300年以上の歴史を持つ酒蔵「小澤酒造」、吉野梅郷の再生活動に取り組む茶菓子店「紅梅苑」などを見学した。

壺草苑は一般向けのワークショップも行っている

壺草苑では藍染を体験。Tシャツやストールを染め重ねて現れた藍の色に「はじめて見た色合い」と、参加者は目を丸くする。

壺草苑の藍染は化学薬品を一切使用せず、自然原料のみを使った「天然藍灰汁醗酵建て」と呼ばれる伝統的な手法で染める。青や紺とも違う美しい色彩は「ジャパンブルー」の名称で、国内外から注目を集めている。

代表の村田博さんは「古人の知恵と技術が生み出した藍染を受け継ぎ、発展させることで、お客様の生活が少しでも豊かになれば」と、頬を緩める。

青梅市の伝統と革新に触れた参加者は、「青梅市の奥深さを知った」「マイクロツーリズムに最適」と、旅行の可能性に目を光らせる。

詳細は、多摩観光推進協議会(042̶595̶7241)まで。

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