JAにしたまは羽村市、瑞穂町と協力し、2月8日と16日の2日間、農業用廃棄ビニールの回収を行いました。当日は各地区から持ち込まれた多くの肥料袋やマルチなどを収集業者が回収し、適正処理を行いました。使用済みの農業用プラスチックは産業廃棄物に該当し、排出農家は自らの手で適正に処理されることが法律で定められていますが、個人での処理は難しいのが現状です。そこでJAでは、行政と協力し毎年2回の回収を行い、農家の営農支援を行っています。
またJAでは、2月17日に期限切れ農薬の回収を行い、組合員15人から60㌔㌘の農薬を回収しました。期限切れの農薬は、成分の変質や農薬の効果低下により十分な効果が得られず、農作物や人体に被害を与える恐れがあります。回収した農薬は、産業廃棄物として法令に従い処理する必要があり、JAが委託する処理業者により適切に処理されました。
JAの担当職員は「農業用廃棄ビニールや期限切れ農薬の処分については、ぜひ最寄りのJAに相談してほしい」と呼びかけている。