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コラム

第5 回 カフェ・ドゥ・ジャルダン 福生市

素材にこだわり、飛び切りおいしいケーキと焼き菓子

  旬の果実やこだわりの素材で作るケーキや焼き菓子。華やかでかわいい洋菓子が店頭を彩る。村山裕一郎さん=写真=が営む「カフェ・ドゥ・ジャルダン」(福生市福生1044)は地域の人たちに幸せを運ぶ洋菓子店だ。

 大学を出て大手広告代理店に勤めたが、3年で退職。洋菓子づくりを独学で5年ほど修行。1999年に父親の店を継ぎ、10年前に福生駅西口に店を構えた。

菓子づくりのコンセプトは、素材の持つおいしさを大切にすること。添加物を一切使わず、安心の厳選素材を使い、20種類ほどの生菓子と40種類近い焼き菓子をつくっている。

「ミネラルを含んだコクのある洗双糖を使用しているそうで、ちょうどよい甘さ。素材にこだわっているので飛び切りおいしい」

 人気商品は「アメリカン・カステラ」。モンドセレクションで2年連続銅賞を受賞した。食感の軽さとコクと風味を持つオリジナルカステラで、福生土産としても重宝される。

「チェリーとカスタードの組み合わせが最高のスリジエや季節ごとに味が変わるシブーストがおすすめ」(邦子)

「ハロウィンには、黒蜜をかけて食べるカボチャのケーキを是非ご賞味を。いずれの商品も視覚で、味で癒されます」(真理子)

ショーケースには旬の果実を使ったケーキが並ぶ=写真左。春はステビア農法で栽培したイチゴ、夏は立川市で採れた無農薬栽培のブルーベリーなど、可能な限り生産者の顔が見える有機栽培や無農薬栽培のものを取り寄せる。8月は山梨県から直送される桃のショートケーキとパイが人気。9月から3月までの限定で「王様のモンブラン」が常連客の目当てになる。

パッケージに工夫を凝らした贈答用商品も用意する。誕生祝いなどのオリジナルケーキの注文にも応じる。 「記念日はホールケーキで祝います。12月は家族のうち4人が誕生日なのでクリスマスと合わせて5つ注文します」(邦子)

10時〜19時営業。月曜定休、火曜隔週定休。042(553)7737まで。

■今号の散歩びとは田村真理子さん(羽村市)と近所に住む友だちの田村邦子さんです。

コラム執筆者

編集室システムU

西多摩地域を中心とした東京25区管内の政治、行政、経済社会、トピックスなどを配信する「東京25ジャーナル」の編集室。
“地域の今”を切り取ります。

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