市の発展と市民福祉向上に功績
2022年春の叙勲で旭日中綬章を受章した前羽村市長の並木心氏を祝う祝賀会が10月16日、立川市のホテル日航立川で開かれた。地元選出の国会議員、都議、首長、業界団体代表、支持者ら150人余りが出席し、功績を称えた。
並木氏の後援会長を務めた発起人の一人、島田哲一郎氏が開会を宣言。発起人代表で羽村市長の橋本弘山氏は「並木氏の叙勲は本人の名誉であるばかりでなく、市民はもとより地方自治にかかわる私たちにとっても大きな誇りになる。並木氏は大きな時代変革の中で市の発展と市民福祉の向上に精根を傾け、市政を推進した」と功績を紹介した。
並木氏は謝辞で、30年余り歩んだ地方自治の道を支えてくれた支持者に厚くお礼を述べ、「皆さまには今後も羽村市のためにがんばっていただけるものと期待しています。市長を離れ改めて俯瞰できる点も多く、今後も羽村市のために微力だが尽力したい」と決意を述べた。
来賓あいさつでは、同市議会議長の中嶋勝氏が「並木氏は東京、関東、全国においても市長会の中で重責を歴任してきた。旭日中綬章は必然で、本人だけでなく支えて来られた奥様の栄誉でもある」と賛辞を贈った。
次いで井上信治衆院議員、田村利光都議、石阪丈一町田市長らが政治家としての姿勢や実績を高く評価した。また、社会人野球西多摩倶楽部部長を務める加藤和夫青梅法人会長は、並木氏が都立立川高校の野球部エースだったことから、加藤会長の早大野球部の後輩で元日本ハムファイターズの斎藤佑樹氏が揮毫した祝いの色紙をプレゼントした。
祝宴は盛大な鏡開きで幕開け。相次ぐ祝辞の中で、羽村市キルギス共和国友好親善ボランティア大使で歌手の三田りょうさん(テイチク)は並木氏が好きだという多摩のご当地ソング「燃えて宿場町」と「明日へ」を披露し、宴に花を添えた。
七つ締めが繰り返され、万歳を三唱。発起人の増田一仁前同市商工会長の閉会の辞でお開きになった。(東京25ジャーナル)