1 月22 日 青梅で婚活パーティー開催
婚活応援隊Anamiraが活動再開
コロナ禍でイベントを見合わせていた青梅婚活応援隊Anamira(アナミラ、小峯國男会長)が活動を再開する。1月22日に青梅市野上町の霞共益会館で「新春婚活パーティー」を開く。20代から40代を対象に男女各25人ずつを募集する。青梅市、JA西東京、ささもと建設、霞夢会議が後援する。
Anamira は出会いの機会が少なくなっている男女に、パートナーとの出会いの場を提供することを目的に2014年に活動を開始。地域に根付いて暮らす住民がボランティアサポーターとして活動し、これまで20回のパーティーを開催。約90組のカップルを誕生させてきた。
◂婚活パーティーの様子
ただ、20年4月に予定した「新緑の芽ばえパーティー」が新型コロナウイルスの拡大の影響で中止となり、以降は活動を見合わせてきた。新型コロナウイルスには引き続き警戒が必要だが、ワクチン接種の普及やコロナ禍前の日常活動が徐々に戻る中で、パーティーの開催を望む問い合わせも多いことから再開を決めた。
参加者を募集
当日は11時30分から受付。12時〜17時まで、自己紹介やお見合い回転すし、ビンゴ大会などを通してすてきな出会いを探る。気さくで心優しいボラティアたちがサポートするのでお見合いや合コンはちょっと苦手という人でも楽しくコミュニケーションがとれる。
参加費は男性6000 円、女性3000円。食事、飲み物付き。締め切りは1月12日。申し込みは、氏名、住所、年齢、性別、電話番号を明記し、メール(anamira@outlook.jp)で申し込む。問い合わせは090(8460)9688岡村まで。
父の背中 -32- 先代の仕事と教え
羽村橋のケヤキのように
玉川上水取水口の近くにある羽村橋のケヤキ。伊吹グループの会社案内には、人々や企業の盛衰を見守ってきた大樹にあやかり地域に根差した歴史を刻みたいとある。グループ6社を率いる島田哲一郎氏が創業の経緯を話す。
「島田家は山林業を営んでいたが、1962年に亡き父、清四郎が伊吹興産を設立。まずプロパンガスを商材とし、やがて灯油やガソリンにも手を広げた。この分野を手がけたきっかけは、出光興産の創業者である出光佐三氏の長男、昭介氏を紹介されたからだと聞いている」
羽村町(現羽村市)のライフラインを担う社業は順調に発展していく。75年に行われた町議会議員選挙で清四郎氏が当選し、議員の仕事に専念するため、会社を4つに分社化。伊吹興産に加え、76年2月に伊吹石油ガス、伊吹住設、伊吹アポロが誕生した。
伊吹グループ 島田哲一郎氏
「都立農林高校を卒業後、家業にいそしんでいた父が、創業に際して社是としたのが3 つの真心。それは『顧客、社員、そして地域に誠心誠意接する』ということ。コロナ禍を経て、あらためてこの言葉を徹底したい」
こう語る哲一郎氏は64年の生まれ。明星大学理工学部で土木工学を学び、巴組鐵工所(現巴コーポレーション)に勤務。建築部門で活躍していたところ、清四郎氏から伊吹グループへの入社を要請される。31歳、そのときは伊吹アポロの社長を任された。
「当時、町議を3期で引退した父の主導でグループの経営立て直しを進めていた。覚えているのは『金を借りるときは頭を下げて借りろ』との言葉。私は2002年から事業経営の襷を引き継ぎ、不動産賃貸にも進出した」
哲一郎氏がトップの20年間、東日本大震災などはあったものの、都合4回にわたる経営革新5カ年計画が奏功。収益性は向上し、自己資本も増加。それは同時に、清四郎氏から哲一郎氏への事業承継の成功でもある。 【岡村繁雄】
都ファ代表に森村都議
青梅選出 党立て直し担う
地域政党「都民ファーストの会」の代表に11月5日、青梅選挙区(定数1)選出の森村隆行都議(49)が就任した。7月の参院選東京選挙区で落選した前任の荒木千陽氏が10月に代表を辞任。1日告示された代表選には森村都議以外の立候補はなく、5日の全議員・支部長総会で承認された。
森村氏は2017年の都議選で初当選。現在2期目で、東京都議団の政調会長代理、党の幹事長代理などを歴任してきた。東京大学を卒業後、大手商社や保険会社に勤務。保険代理店を運営するベンチャー企業では取締役に就任し、豊富な経営経験も持つ。代表としては衰退傾向にある党の立て直しが最大の課題。来年の統一地方選挙でのかじ取りで手腕が試される。
※インターネットサイト東京25ジャーナルでは12月3日号で周囲の声を特集する予定です。また、今年2月12日号で特別インタビューを掲載しています。