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南秋留小・飯田さんが一日税務署長に

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南秋留小・飯田さんが一日税務署長に

「税が身近に感じられれば大事さ伝わるのでは」

所得税などの確定申告が全国の税務署で行われる中、青梅法人会女性部会が主催する税に関する「絵はがきコンクール」で「青梅税務署長賞」を受賞したあきる野市南秋留小学校6年の飯田美織さんが3月1日、同署で一日税務署長を務めた。

委嘱式の冒頭、小峰三枝子女性部会長が「コンクールは税知識の普及向上を目的に小学6年生を対象に行っている租税教室の一環で、2023年度は西多摩の30校から1216作品の応募があった」と説明した。

この後、両親の崇之さん・真弓さんと共に訪れた飯田さんは、青梅税務署の鈴木俊次署長から一日税務署長に任命された。委嘱状を受け取った飯田さんは、一日税務署長のたすきをかけて出席者と名刺交換し、署内視察などを行うなどして務めを果たした。

署長訓示では「税に対し、みんなが明るいイメージを持ってくれるよう明るい色を使って描いた。税金がどこでどのように、どのくらい使われているのか、小学生の私たちでも分かりやすくなれば、身近に感じられて税金の大事さが伝わると思った」と受賞作品の意図を説明した。

鈴木署長は「作品は女の子の明るさ、元気の良さが伝わる素晴らしいもの。道路、公園、学校、パトカーなど税金が使われているものを構図的にもバランスよく配置し、色彩も明るい」と高く評価した。

税務署幹部との意見交換会では、飯田さんから「税務署員になるにはどうすればいいですか」との質問があり、幹部から「国家公務員試験を受けて、税務署員になってください」と誘われる一幕もあった。

一日税務署長を務めた飯田さん(前列中央)と鈴木署長(同右から2 人目)ら

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