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衆院選15 日公示 25 区4 氏の戦い

コラム

執筆協力 編集室システムU okamura.nobuyoshi@gmail.com


保守の金城湯池に楔入るか

石破新政権を問う

第50回衆議院選挙は10月15日公示、27日投開票で実施される。総裁選で議論を尽くし、国民に判断材料を示すとしていた石破総理も政権発足直後の支持率に乗じた選挙の方が得策だと判断した。

衆院選は2021年10月以来、3年ぶり。小選挙区定数「10増10減」などを受けた新区割りで初めて実施され、計465議席(小選挙区289、比例代表176)を争う。

東京全体は25区から30区に増えたが、西多摩8市町村と昭島市の25区は従来通りだ。 立候補予定者は自民現職で8選を目指す井上信治氏(55)=麻生派、維新新人の宮﨑太朗氏(44)、れいわ新人の依田花蓮氏(52)、共産新人の池田公三氏(75)の4人。

井上氏は自民への逆風も自公の厚い組織票に守られ、盤石の選挙体制を敷く。ただ、短期間で石破政権への批判が高まるようだと、思わぬ横波を受けかねない。青梅市や檜原村などの首長選で自民推薦候補を落としていることも懸念材料ではある。

元々立候補予定者としての支部長が不在だった立憲民主は候補を見送った。これにより宮﨑氏は維新、立憲、国民民主の野党主要3党の代表的な立場で選挙戦に臨めるが、額面通り3党への支持票が足し算できるかが、浮上の鍵を握る。青梅市では2度市長選に立候補し、知名度はあるものの、西多摩全域への浸透が課題だ。

依田氏、池田氏は自公政権の不信を糾弾し、党勢拡大を目指す。

コラム執筆者

編集室システムU

西多摩地域を中心とした東京25区管内の政治、行政、経済社会、トピックスなどを配信する「東京25ジャーナル」の編集室。
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