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来場者の胃袋つかむ
「はむら市民と産業のまつり2024」が11月2日・3日、S&Dスポーツパーク富士見(羽村市緑ケ丘)で開催され、多くの市民でにぎわった。
新鮮野菜の即売や、地元グルメの出店が軒を並べる中、来場者の胃袋をつかんだのが羽村市商工会青年部の焼きそば。代々の部員たちが守ってきた30年以上続く伝統の味だ。
肉や野菜をいっぱい入れ、1度に50人前をぶ厚い鉄板、強い火力で焼き上げるから旨い=写真。130㌢×80㌢の特注の鉄板も火力の強いガスも部員の業者から調達した。大盛で1パック500円。
焼きそば委員会の副委員長で2日の現場を指揮した相良未来さんは「2日間で2000 食を用意した。部員も延べ60人が参加し、まつりを盛り上げています」と話す。
まつりは、市民と商工業、農業、行政が連携し、「住む・働く・楽しむ」を充実させていこうとの目的を持つ。多摩地域屈指の工業団地がある街らしくさまざまな技術・製品が展示され、ステージでは市民が繰出す歌やダンスが披露された。