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25journal 骨の髄まで日本人になった宣教師と五日市憲法の精神

 

 

 

執筆協力 編集室システムU okamura.nobuyoshi@gmail.com


 

骨の髄まで日本人になった宣教師と五日市憲法の精神

講演とトーク ピアノ演奏

「国の肇(はじめ)を讃えて」の作曲者、チマッティ神父と「五日市憲法」起草者の千葉卓三郎の講演とパネルトーク、演奏の会が5月11日、五日市交流センターまほろばホールで開かれる。一般社団法人日本いのちの文化協会が主催する。

千葉卓三郎は五日市の勧能学校で教職を勤めながら1881年(明治14年)に私擬憲法「五日市憲法」の起草に尽力。キリスト教の教えにも救いを求め、洗礼も受けた。

千葉卓三郎

チマッティ神父は1926年にサレジオ会宣教師として来日し、多くの日本人司祭・修道者を育成。 音楽家としても900曲以上を作曲。戦前・戦時中、キリスト教が外国の宗教として厳しく監視される中で、度々コンサートを開き音楽を通して教会に対する好感を培うように努めた。1940年、皇紀2600年の記念にピアノソナタ「国の肇を讃えて」を作曲した。

チマッティ神父

2人の直接のつながりはないが、当日は「骨の髄まで日本人になった宣教師と五日市憲法の精神」と題し、ジャーナリストで五日市憲法に関する著作を持つ岡村繁雄さんとサレジオ会のガエタノ・コンプリ神父がそれぞれの人物像を語り、「五日市憲法は国の肇を讃えるか?」をテーマにパネルトークを行う。

しょうじみかさんのピアノ演奏で「国の肇を讃えて」を清聴する。
開催時間は14時〜16時30分。参加無料。

コラム執筆者

編集室システムU

西多摩地域を中心とした東京25区管内の政治、行政、経済社会、トピックスなどを配信する「東京25ジャーナル」の編集室。
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