青空　台地　農の風　　水墨画、日本画、西洋画の融合

青空　台地　農の風　～ 農のあるまち 生きる人たち～

水墨画、日本画、西洋画の融合

青梅の水墨画家・白浪さん　玉泉寺の個展にぎわう

青梅の水墨画家・白浪さんの近作を含め水墨、墨彩画の軸・額・ふすま絵など１００点を展示した個展が５月３日〜６日、玉泉寺（青梅市長淵）で開催された。

白浪さんは３７年前、日本の美に引かれ来日。鎌倉の建長寺本堂のふすま絵「龍王図」を描くなど、第一線で活躍する水墨画家。個展では同寺の境内にある桜ともみじや、松竹梅を描いた襖絵などの大作に目を奪われる観覧者も多く、水墨画、日本画、西洋画が融合した白浪さんの世界を楽しんだ。

同寺を会場に東日本大震災の復興チャリティーとして始めた個展は６回目。今年の寄付金は全額、能登半島への義援金に充てる。

玉泉寺は、芸術・学問の神様の弁財天を祀る青梅七福神の寺。本堂は１９９５（平成７）年に檀信徒のご協力のもと、第２６世宗掬和尚、第２７世喜道和尚の代に落慶した。