米国、カナダで音楽ライブ3回
現地在住の旧友・知人と共演 石川彌八郎さん
石川酒造(福生市熊川)の社長、石川彌八郎さんが6月15日〜30日まで米国とカナダを訪れ、現地に住む旧友や知人の音楽家とライブを3回開催。国際交流を深めた。
国際ロータリークラブ第2580地区ガバナーとしてカナダ・カルガリーで開催されたロータリーインターナショナル国際大会への出席に合わせ、テネシー州ナッシュビル、ケンタッキー州レキシントンなどを訪ねた。
ナッシュビルでは知人のギタリスト、ジミー・トゥマイヤーさんが所属する「アウトロー」と共演。100人が入ったライブハウスで「ハーモニカプレイヤー フロムジャパン」と紹介され、躍動のステージを披露した。
カルガリーでは日本から国際大会に出席していた120人を前に、ガバナーナイトで演奏。ギタリスト・ボーカリストで、旧友のケン吉岡さんに共演者を集めてもらい、思い出に残る夜を演出した。
レキシントンでは、横田基地空軍バンド「パシフィックショーケース」のメンバーだったジャーマイナー・トルゥーさんが所属し、アンドリュー・ムーアさんがリーダーを務める「HOOCH(フーチ)」と共演した。「HOOCH」は安価な酒、密造酒を意味する。石川さんは「僕は東京で日本酒やビールを造っているが、HOOCHは造っていない」と笑わせ、盛り上げた。
石川さんは「米国でライブができるなんて信じられないこと。濃密な2週間だった」と振り返る。
ナッシュビルには「West End(ウエストエンド)」という地区があり、雰囲気のよい高級住宅街だったという。
石川さんも何度か出演した「東京ウエストエンド音楽祭」をふと思い出した。第1回音楽祭実行委員長を務めた「トラベリング」の杉山南見夫さんが命名したものだが、東京のウエストエンド、西多摩と重ねて地域の魅力を発信できればと思ったという。
ケンタッキーではバーボンウイスキーの蒸留所をいくつか回り、直売店の仕組みが大いに参考になったそうで、「新たな直売店の整備に生かしたい」と夢が広がっている。
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「HOOCH(フーチ)」と共演する石川さん