全試合で完封　全国２連覇　東海大菅生高校中等部ソフトボール部

全試合で完封　全国２連覇　東海大菅生高校中等部ソフトボール部

喜びにわく選手たち

第４７回全国中学校ソフトボール大会の決勝が８月２１日、大分県竹田市で行われ、東海大菅生高校中等部（あきる野市菅生）が２連覇を飾った。４試合全てで完封勝利し、圧倒的な強さを誇った。

同大会には全国の予選を勝ち抜いた２８校が出場。１８日からトーナメント戦で全国一を競った。

シードの菅生は初戦、南薩ＳＣを４対０で下し、８強を決めた。準々決勝で青森県平川市選抜を１対０で退けると波に乗り、準決勝で浜松市立浜北北部中を４対０、決勝では強豪の岸和田市立岸城中を１対０で破り頂点に立った。日本代表で「Ｕ１５女子ソフトボールワールドカップ」に出場し、世界一に貢献した北村葉琉投手、川合瑠香捕手、山本優依内野手を中心に鍛え上げられた守備力と勝負強い攻撃力が光った。

村田隆一総監督は「子どもたちは２連覇というプレッシャーを感じながらも、高い次元でソフトボールという競技を最後まで楽しんでいた。仲間と共に終始笑顔でプレーしたことが、勝利につながったと思う」と選手を称えた。