「マイクロピッグの愛らしさに癒されて」
あきる野に昨年6月オープンしたマイクロピッグと遊べるファーム「Pignic farm&cafe」が人気を集めている。
マイクロピッグとは、10年ほど前からイギリスで発祥し、その愛らしさからブームとなった小さな豚。
大きくなっても18㌔〜40㌔程度の体重で、大きさも柴犬程度のため、室内で飼うなどにも適し、ペットとして愛されてきた。日本でも数年前から人気が出始め、国内でのかけあわせで、狭い日本家屋に適した、さらに小さいマイクロピッグも生まれている。
運営するLittlePiggiesは、マイクロピッグの魅力を国内にも広く知ってほしいと設立。マイクロピッグは歴史も浅いことから、 病気の対応ができる動物病院がまだ少ないため専門知識のある医者探しなど、懸命に取り組んできた。気軽にマイクロピッグの魅力に直接触れてもらえる場をと同店をオープン。通常のペットホテルでは預かってもらえないため、専門のホテルも併設した。
カフェには約30頭が生活しており、直接触れ合うことも。臭いもなく、吠えず、噛むなどしないため、子どもから大人まで楽しめる。最近では横田基地からの来訪者も多いという。同店の若狭洋介さんは「コロナ禍、ストレスがたまる日常で束の間でも癒しの空間を提供できれば」と話していた。
ふれあい料金は最初の30分880円(以降30分につき550円)、小学生は660円、未就学児は無料(別途1人に付き1 ドリンク制)。おやつあげ体験は500円。個室貸切はふれあい料金と1室30分利用で880円。来場の際は混雑するため要予約。問い合わせは同店(電話070̶4372̶0338)