生理の貧困と向き合う
国際ソロプチミスト青梅
女性奉仕団体「国際ソロプチミスト青梅」が「国際女性デー」の3月8日、女児の健やかな成長を支援しようと段ボール箱10個分の生理用ナプキンを青梅市などの子ども支援団体に贈った。
子ども支援団体に生理用品贈る
寄贈式はソロプチミスト青梅の定例会の会場となっている霞共益会館(青梅市野上町)で行われた。会長の松永初音さん、小峰三枝子さんら会員5人が出席し、青梅市子ども関連NPO連絡協議会の白井順子さん(青梅こども未来)、林由佳里さん(子ども劇場西多摩)、福生市のみんなの食堂ママごはんの高橋由美子さんに生理用品を手渡した。
松永さんは「生理の貧困が社会問題となっているが、これは女性全体の問題。十分な数ではないが、活用してほしい」とあいさつ。子ども支援団体側は「真心の品物を必要な人にしっかり届けていきたい」と感謝した。
生理の貧困が社会問題となっていることを踏まえ、ソロプチミスト青梅は2022年度から贈呈事業を続けており、今年で3回目。生理用品の購入費はチャリティー活動やバザーなどの収益金、会費などで賄った。
今月5日には多摩地域の9つのソプチミストの主催で木山裕策さんのチャリティコンサートを国分寺市で開き、成功させた。