瑞穂町郷土資料館けやき館 企画展「近代制服図鑑」

瑞穂町郷土資料館けやき館　企画展「近代制服図鑑」　

瑞穂町郷土資料館けやき館（瑞穂町箱根ヶ崎、０４２‐５６８‐０６３４）で現在、企画展「近代制服図鑑」を開催している。明治、大正、昭和と続く日本の近代に使われていた制服を多数展示する。

新天皇の即位儀礼の際に当時の官吏が着用した大礼服、現在の最高裁判所に当たる大審院で使用された官服など貴重な歴史的資料の実物を間近で見られるほか、消防団制服、警官夏服、七五三用の男子晴着など日常生活で使われた服もそろえた。

このほか、高級官吏が重要な国家行事で着用した肩章・サーベル・刀剣、功績のあった人に授与した勲章なども展示した。また、大審院で使用された弁護士法服・法冠は試着でき、記念写真を撮ることができる。

同館の田野倉力さんは「近代の制服に着目した企画展は全国的にも珍しいはず。展示されている制服を見て、遠い過去のようで足もとにある近代という時代の一面を知る機会にしてほしい」と来館を呼びかける。

開催期間は6月16日まで。開館時間は9時〜17時。入館無料。