青空 台地 農の風 ~ 農のあるまち 生きる人たち~
初開催の「夏野菜まつり」にぎわう
JA西東京主催 新鮮野菜と地元グルメのキッチンカー集合
JA西東京主催の「夏野菜まつり」が8月4日、かすみ直売センター(青梅市新町)で開催され、地元産の新鮮野菜を買い求める人たちでにぎわった。
「新鮮野菜を食べて酷暑を乗り切ろう」と初開催した同イベント。JA西東京の霞園芸生産組合と青壮年部のメンバーが収穫したナス、キュウリ、ピーマン、トマト、生姜、カボチャ、生で食べられるトウモロコシ、スイカ、ブルーベリーなどが店内外に並んだ。タマネギやジャガイモの詰め放題コーナーは人気を集めた。
キュウリを買物カゴいっぱいに買い込んだ女性は「酢としょうゆ、砂糖を煮た汁に漬け込むとおいしい。日持ちもする。安くて有難い」と話した。
まつりを盛り上げたのが大学いもやスムージー、手作り惣菜など地元グルメのキッチンカー。飲食コーナーも設けられ、その場で味わう人たちも多かった。
同青壮年部が用意したかき氷やスーパーボールすくい、メダカすくいは、小さな子を連れた家族らが楽しんだ。かき氷は特製の生ブルーベリーソースが大いに喜ばれた。長野県直送の「おぎのや」の釜飯を150食限定で販売し、峠の釜めしファンが訪れた。
同生産者組合の関塚貢司組合長は「JAが舞台を整え、厳しい天候の中、生産者がしっかりと生産物を出荷してくれた」と感謝した。
昨年11月の同農業祭に次いでダイハツが移動販売車Nibakoの提供で協力。キッチンカーコーナーの充実に一役買った。